

販売価格 100,000円(税込) ※受注生産
レンタル価格 /1day 10,000円(税込) ※レンタルは山梨県のカップル限定です。
オールハンドメイド | キュービックジルコニア | シルバー
2007年、渋谷のBunkamuraで『ティアラ展』を見てからずっとIZURUでティアラを作りたいと思っていました。ティアラを製作した理由をあえて挙げるならば、婚約指輪や結婚指輪を購入していただいたカップルに最高の思い出を残してもらいたいという気持ちが一番根っこにあります。
他日、ティアラについて調べたところ低品質のものを除き一流ブランドのティアラのレンタル価格は一日10万円以上することが分かりました。この価格だとレンタルすることを躊躇してしまうカップルが多いと感じました。また反対に低品質のティアラならば数千円で購入することが出来ます。実際、私もこの低価格のティアラを買ってみたのですがお世辞にも良いとは言えない品質でした。
実際に調べてみて分かったことは多くのカップルが品質の面でも価格の面でも満足して使用できるティアラが市場にないということでした。「満足できる商品がないなら自分たちで作ろう。」というのがIZURUのポリシーです。そのような経緯でティアラを製作することをすぐに決めました。
一番苦労したことはデザインでも材料でもなくティアラをキチンと作ることの出来る職人を見つけることでした。婚約指輪や結婚指輪を作ることが出来る職人は数多くいます。しかし、ティアラを正確に作ることが出来る職人というと相当数が絞られてきます。色々な人に聞いてみたのですが工賃がとても高かったり、ティアラを作った経験がなかったりとなかなか希望の人物を見つけることが出来ませんでした。
「ちょっと今回の企画は無理っぽいかな。」と諦めかけていたところ、いつも話している石留めの職人さんが「ティアラなら石留めしたことがあるよ。Fさんならティアラを作ることが出来るよ。」と教えてくれました。意外なことにFさんは同じ町内で仕事をしていました。世間は狭いなとつくづく思いました。
Fさんはベテランの職人です。今回、Fさんがこだわった点は数多くあります。その中で特筆すべき点は『しなやかさ』です。一般的にジュエリーを製作する際、「ろう付」という作業を行います。「ろう付」を簡単に説明すると金属と金属を接着することです。婚約指輪や結婚指輪などジュエリーを作る際、この「ろう付」をすることは全く問題ありません。しかし、ティアラは接着しなくてはいけない部分が多く、全ての部分に対して「ろう付」をすると『しなやかさ』がなくなってしまい着け心地が悪くなってしまうのではないかとFさんは考えました。そこでFさんは家具職人のように金属と金属を組み合わせてティアラを作る方法を考えました。こうすることに一つ一つのパーツの接合部分がカチカチに固まってしまうことなく、柔軟性に富んだ着け心地の良いティアラを作ることが出来ました。
以上が写真で見ただけではお伝えすることが出来ないこのティアラのこだわりです。IZURUはこのティアラで儲けようという気持ちは全くありません。結婚は一生の中で特別な儀式です。そんな特別な儀式の思い出を少しでも盛り上げることが出来るように協力することが出来たら幸いです。
|