菊爪の婚約指輪。昭和の時代に愛されたデザインを、現代の技術を駆使し、蘇らせました。0.30ct D VS1 3Excellentのダイヤモンドを使用しています。
幽玄の美 昭和の美しいデザインの婚約指輪を製作しました。アンティークなデザインですが、現代の技術を使い、より完成度を高めています。
兵庫県のお客様からご注文を承りました。
写真を撮るのが難しい婚約指輪だと感じました。
実物はもっと美しいです。
菊爪の花びらの部分が美しく磨かれていて、ダイヤモンドの光を乱反射するため、カメラで上手く光を撮影することが出来ません。
初めての経験です。
このデザインの歴史は古く、昭和の初めには既に製作されていました。
不思議なデザインです。
なぜ、このようなデザインにしたのだろうと考えました。
私の推測ですが、昭和初期は大きいダイヤモンドの価格が高く、小さいダイヤモンドでも大きく美しく見えるように工夫したのではないかと推測しています。
実際、0.30カラットのダイヤモンドで設計してみると、ダイヤモンドが大きくて最初の案ではバランスが取れず、美しく設計するために図面を描き直したり、原型を作り直しました。
横から見るとお分かりになると思いますが、ダイヤモンドが宙に浮いているような設計です。
ティファニー セッティングと同じように上下左右から光を取り込むように意図しています。
完成した婚約指輪を見て、心から美しいと感じました。
チャレンジして良かったと思える婚約指輪です。
同じようなデザインの婚約指輪をご希望の場合は、お気軽にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
商品の価格・スペック
■兵庫県のお客様
■340,000円 税込
■ダイヤモンド 0.30ct D VS1 3Excellent
■Pt900 プラチナ
■製作期間 3ヶ月