傑作 エメラルドカットのペンダント 0.60カラット D VS1
静岡県のお客様、エメラルドカットのペンダントを製作しました。
【0.60ct D VS1】のエメラルドカットのダイヤモンドを使っています。
2020年3月、甲府本店にご夫婦がご来社。
お二人ともカメラが趣味とのこと。
カメラによってダイヤモンドの印象も大きく変わります。
私もジュエリーの写真を撮るので、話が弾みました。
お客様はエメラルドカットのペンダントをご希望でした。
在庫のエメラルドカットを調べると、【0.60ct D VS1】のダイヤモンドが見つかりました。
蛍光性がMedium Blueだったので、割安な価格でご提案をすることが出来ました。
この品質のエメラルドカットを使って568,000円(税込)ならば、お買い得だと思います。
他の記事にも書いていますが、ご予算の都合で品質を落とすくらいなら、蛍光性のあるダイヤモンドを使った方が良いと考えています。
ペンダントは胸に身に着けるので、婚約指輪と違う設計になります。
ペンダントは胸に身に着ける物です。
胸元は指よりも面積が広いので、指に身に着ける婚約指輪よりも大きく見えるように設計した方が良いです。
改めて、ペンダントをご覧ください。
エメラルドカットと周りのダイヤモンドの間に隙間があることが分かります。
こうすることによって、全体の面積が大きくなり、胸元に適した印象になります。
周りの小さなダイヤモンドは斜めに留めています。
次に設計図をご覧ください。
周りには直径1.3ミリ×18個のダイヤモンドを留めています。
大きいエメラルドカットと小さなダイヤモンドのコントラストが美しいですね。
周りの小さなダイヤモンドは斜めに留めています。
正面を向けても良いのですが、そうすると全体的に厚くなりボテッとした印象になります。
今回のように斜めに設計した方がスッキリとして見えます。
この辺は新幹線やスポーツカーと同じような考えです。
“高級に見える”と“スッキリと見える”は、1つのデザインの中で両立したいと考えています。
裏側も大きく窓を開けています。
シュッと見えて美しいですね。
チェーンを取り付ける部分もなるべく見えないように設計する。
あとはチェーンを取り付ける部分。
表からは見えないように設計しています。
こういう部分をミニマムに設計することによって、このペンダントを見た人が輝きだけに心を奪われるようにしています。
【まとめ】美しいペンダントに仕上がり、安心しました。
手前味噌ですが、ペンダントの傑作です。
商品が到着した後、お客様もお喜びなって安心しました。
このデザインは素晴らしいので、継続して製作します。
ご希望のお客様がいたら、お気軽にご連絡ください。
エメラルドカットのペンダントのスペック
■静岡県のお客様
■568,000円(税込)
■中心 エメラルドカット 0.60ct D VS1
■周り ダイヤモンド 直径1.3ミリ
品質 D~F VVS1~VS1
■Pt950・プラチナ ペンダント、K18・ピンクゴールド チェーン
■製作期間 3ヶ月