ガツンと衝撃を受ける豪華さ クッションカットの指輪 0.5カラット D VVS1 Faint
東京都のお客様 指輪 HALO クッションカット 0.51ct D VVS1
■東京都のお客様
■698,000円(税込)
■中心 クッションカット 0.51ct D VVS1 Faint
■両脇 ダイヤモンド 合計0.43ct
直径2.1ミリ
直径2.0ミリ
直径1.9ミリ
直径1.3ミリ
直径1.2ミリ
■Pt950 プラチナ
■指輪のサイズ 6号
■製作期間 3ヶ月~4ヶ月
東京都のお客様のために、クッションカットの指輪を製作しました。
2023年12月に受注、2024年3月に納品しました。
少し話が複雑なので、時系列に沿ってストーリーを書きます。
最初のお問い合せは2021年。
お客様はこちらのクッションカットをご希望でした。
【完売】クッションカット ダイヤモンド 0.51ct D VVS1 GIA 鑑定書付き
先にダイヤモンドのルースを注文して、1~2年後にIZURUで指輪を作ることをお考えのようです。
2021年、お客様は通信販売でサクッとご注文なさいました。
納品後、「素敵な商品でした。指輪にするのが楽しみです」とメールが届きました。
いったん、ここで仕切ります。
2023年12月、南青山店に【来店予約】がありました。
時間が経ち、他のアドレスからのご予約だったので、最初は気付きませんでした。
クッションカットを使った指輪のイメージを掴むため、いくつか原型をお見せする。
そして、指輪を受注。
このようなスムーズな流れで進みました。
クッションカットの指輪のデザインについて。
過去、何度か作ったことがあるデザインです。
とても豪華な仕様で、合計0.43ct・36個のメレダイヤモンドを使います。
※クッションカットの周り+両脇のダイヤモンドを指します。
豪華であること、少し間違えるとゴツくなってしまいます。
だから、無駄な部分は躊躇なく削ぎ落とします。
ただ、このデザインで気を付けていることがあります。
ダイヤモンドがプラチナの枠の中に収まること。
■プラチナを削ぎ落としすぎる→ダイヤモンドが枠からはみ出る。
■ダイヤモンドの大きさが合っていない→ダイヤモンドが枠からはみ出る。
油断すると、上記のようにダイヤモンドが指輪から飛び出しているように見えます。
高級なブランドの婚約指輪でも、ダイヤモンドが枠に合ってない事例をよく見かけます。
意外に思うかもしれません。
車に例えると、海外のブランドはフェラーリやポルシェのようなイメージです。
海外の高級なブランドはセンスが良いです。
全体的にバランスが良く、とても美しく仕上がっています。
IZURUはレクサスを目指しています。
日本と海外のブランドを比べると、細かい部分に対する感覚は違います。
原型の段階で美しい形に仕上げます。
これはとても大事なことです。
原型が駄目だと、後の工程で頑張っても指輪は美しく仕上がりません。
そして、0.05ミリ以下の誤差でダイヤモンドを選び、石留めの職人に渡します。
原型の形が良く、ダイヤモンドの寸法が揃っているので、歪みが少なく、整った印象になります。
納品後、お客様からこのようなメールが届きました。
箱から指輪を出した時、綺麗で驚きました。
お出かけの時にキラキラした指輪をしたら良いかもと思いオーダーしました。
大切にします。
気合いを入れて仕事をして、美しい作品に仕上がりました。
末永くお使いいただけたら幸いです。