16号でも、お作りできます。婚約指輪ジュピター|東京都のお客様

当時のデザインの婚約指輪ジュピター。中央のダイヤモンドの両脇にメレダイヤを添えたプラチナのリング

東京都にお住まいのお客様より、婚約指輪「ジュピター」をご注文いただきました。彼女様への贈りものです。


15号ではきつい、というご相談から

ご相談は、サイズのことから始まりました。彼女様の指を測ったところ、15号ではきつい。ジュピターは通常15号までのご用意ですが、16号で製作できないかとのお問い合わせをいただきました。

特注で承りました。既製のサイズに収まらない場合でも、お作りできることがあります。指のサイズは人それぞれですから、そこで諦めていただく必要はありません。

なお現在は、大きなサイズのご注文はオーダーメイドで承っています。小さな原型を無理に伸ばすと、デザインのバランスが崩れてしまうためです。そのサイズに合った原型から作る方が、美しく仕上がります。


ダイヤモンドではなく、鑑定書のこと

ダイヤモンドの選別を終えた段階で、一点、お客様にご相談したいことができました。

先にお伝えしておくと、ダイヤモンドそのものには何の問題もありません。厳しく品質をチェックし、美しい石を選びました。ご相談したかったのは、その石に添える鑑定書のことです。紙の隅に、小さなキズがありました。

GIAが発行するダイヤモンドの鑑定書(GIA Diamond Dossier)

鑑定書は、あくまで品質を証明する紙です。指輪の価値が変わるわけではありません。それでも、黙ってお届けするわけにはいきません。

鑑定書を高い解像度でスキャンし、画像を添えてご報告しました。ご覧になれば分かるとおり、気づかないほど小さなキズです。それでも、後から知るのと、先に知っているのとでは、受け取り方が違います。

鑑定書の傷は問題ありません。紙の傷なら問題ないです。

そうご返答をいただき、作業を進めました。

指輪は一生ものです。だからこそ、こちらの都合で情報を選ばず、お客様がご自身で判断できるように、分かっていることはすべてお伝えしたいと考えています。


ご提案を、取り下げたこと

この製作では、もう一つのやり取りがありました。

そのとき、在庫の状況から、当初のご案内より上位の品質のダイヤモンドをご提供できる可能性がありました。メールのやり取りから、このお客様は品質にこだわりをお持ちかもしれないと感じ、念のためお伝えしました。

ところが、お送りした後で考え直しました。かえって話を複雑にし、迷わせてしまったのではないか。

翌日、改めてメールをお送りしました。当初ご案内していたダイヤモンドで十分に高い品質であること、美しい婚約指輪をお作りするのでご安心いただきたいこと。そうお伝えして、お客様のご判断をお待ちしました。

肉眼で品質の違いがわからない。専門家でなければわからなければ、当初の内容でお願いしたいです。

お客様はそう決められ、当初のご案内どおりに製作いたしました。

より高いものをお勧めすれば、売上は上がります。けれども、肉眼で見分けられない差にお金を払っていただくことが、お客様のためになるとは思えません。ご提案はしても、押しません。判断はお客様のものです。


その日のうちに、渡しました

完成した指輪をお届けした後、お客様よりご連絡をいただきました。

指輪届いたその日に彼女に渡しました。すごい喜んでくれました。大事にしてくれるそうです。IZURUさんで注文してよかった!と心底思ってます

届いたその日に渡された、というのが良いですね。待ちきれなかったのだと思います。

一つだけ、お伝えしたことがあります。婚約指輪の写真を、今のうちに撮っておかれてはいかがでしょうか、と。結婚指輪は結婚式で写真に残ることが多いのですが、婚約指輪を撮る機会は、意外と少ないのです。


ご注文いただいた商品

このページでご紹介しているのは、当時のデザインのジュピターです。現在は、細部のデザインが少し変わっています。

現在の婚約指輪ジュピター。中央のダイヤモンドの両脇にメレダイヤを添えたプラチナのリング
婚約指輪 ジュピター 0.30ct プラチナ

婚約指輪一覧


サイズや仕様について、既製の内容に収まらないご希望がありましたら、お気軽にご相談ください。できることとできないことを、正直にお答えいたします。

このたびは、IZURUでお仕立ていただき、誠にありがとうございました。末永くご愛用いただけましたら幸いです。

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