一流の職人に仕事をお願いする。そして、一流の職人を守る。

女性を喜ばせるジュエリーの職人は大事な存在だと思う。

私はジュエリーの職人を守りたい。
特に腕の良い、真面目な職人を守りたい。
だから、一流の職人に仕事をお願いしている。

美しいジュエリーを作る、お客様に喜んでいただく、職人を守る、これらを両立させたい。

たぶん、20年後に山梨県のジュエリーの職人はとても少なくなる。
ジュエリー業界が不景気だからだ。

1980年～1990年、ジュエリー業界は空前の好景気だった。
その頃と比べて、ジュエリーの仕事の価値は下がったのだろうか？
そんなことはない。

また、今の方が技術のレベルは上がっている。

実際、IZURUの指輪をご覧になった女性の目は輝き、笑顔は喜びにあふれている。
おかげさまで、IZURUは小さい規模のわりに多くのご注文を承っている。

どうすれば、ジュエリーの職人を守れるか？

職人に多くの仕事を発注することで守ることが出来る。
なぜなら、弊社は職人に高い品質を求め、山梨県の相場の1.5倍～2倍くらいの工賃を払っているからだ。

そして、品質の高いジュエリーを作ることで、お客様にも喜んでいただける。
良い循環だ。

ただ、残念なことに弊社の規模は小さいので、影響力も小さい。
同じような考えの会社がもっと増えれば良いのに、とよく思う。

今、35歳～40歳くらいの職人が最後の世代だと思う。

女性を喜ばせるジュエリーの職人は大事な存在だと思う。
だから、私はジュエリーの職人を守りたい。
これがIZURUの考えです。

代表　石川祐吉