エタニティリング 婚約指輪として製作 ダイヤモンド 合計0.81ct
2013年6月4日
■神奈川県横浜市にお住まいのK様
■価格 389,000円(税込)
■ダイヤモンド 0.81ct 直径3.1ミリ×7個
■素材 プラチナ Pt900 3.89グラム
■製作期間 2ヶ月
神奈川県横浜市にお住まいのK様から、エタニティリングのご注文を承りました。
今回は婚約指輪としてエタニティリングを製作いたしました。
通常、弊社が販売しているエタニティリングは直径2.0ミリ前後のダイヤモンドを使っています。
今回はご予算に余裕があったので、直径3.1ミリのダイヤモンドを7個、合計で0.81ct使用しました。
ダイヤモンドの品質は、Collar【E~F】、Clarity【VS1】、Cut【Excellent~VeryGood】を基準に選びました。
かなり品質の高いダイヤモンドです。
このようなダイヤモンドを仕入れるのは、今後は難しくなると思います。
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比較対象としてティファニーの以下の指輪をご覧いただくと、スペックや価格の参考になると思います。
シェアド プロング セッティング バンドリング ダイヤモンド プラチナ 3.5mm
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各ブランドによって、エタニティリングのデザインは細かい箇所が違います。
特にエタニティリングはダイヤモンドを留める爪によって、デザインの印象が大きく異なります。
以下はカルティエのエタニティリングの写真です。
ダイヤモンドを4本の爪で留めていることが分かります。
ティファニーのように共有爪でダイヤモンドを留めるか、カルティエのように4本の爪で留めるか、ブランドによってデザインのスタイルは異なります。
※カルティエもとても美しいエタニティリングを製作しています。
一般的に4本の爪で留めた方が耐久性は上がります。
反対に、ティファニーのように共有爪でダイヤモンドを留めた場合、華奢でフェミニンな印象になります。
また、ダイヤモンドを留める座の部分を二段に設計しています。
これによって、「多くの光を取り入れる」・「より華奢なデザインにする」といった効果があります。
写真をご覧いただくと、分かりやすいですね。
最後に、ダイヤモンドを留める爪は、小さく丸い方が可愛くなります。
共有爪で留める場合、正確にダイヤモンドのサイズを測り、選別する必要があります。
もし、いい加減にサイズを計測してダイヤモンドを選別すると、共有爪で留めることが大変になり、爪を長くする必要があります。
IZURUでは、このような細かい部分にも徹底的にこだわっています。
いかがでしょうか。
このように細かいデザインの違いを見ると、ジュエリーはより面白いものになります。