オーダーメイドの婚約指輪。Pt900プラチナ+K18イエローゴールド。京都府京都市のK様
スペック
■京都府京都市のK様
■658,000円(税込)
■サイズ 8.5号
■中央 ダイヤモンド 【0.52ct E VS1 3Excellent】
■その他 ダイヤモンド Total 0.08ct 直径1.0ミリ×16個
■金属 プラチナ(Pt900) イエローゴールド(K18)
■製作期間 3ヶ月
プラチナとゴールドの組み合わせ! 0.5カラットのダイヤモンドの婚約指輪です。。
相変わらず、オーダーメイドでは難易度の高い婚約指輪を製作しています。
2014年の作品です。
ダイヤモンドがとても美しいことが写真から伝わってきます。
良い写真ですね。
ダイヤモンドの魅力を引き出しています。
https://izuru.biz/custommade/tokyo-antique-engagement-ring/
こちらが基になったデザインです。
友人のために製作した婚約指輪です。
懐かしいですね。
今回、京都府のお客様が南青山店にお越しになり、中心が0.5カラットで同じテイストの婚約指輪を作ることになりました。
このデザインの場合、プラチナの部分とゴールドの部分、2つの原型を作ります。
プラモデルのようにドッキングが出来るように設計します。
この婚約指輪のデザインが難しいのは、腕の部分、イエローゴールドの部分です。
幅と厚さをどのくらいに設定したら良いのか、悩みました。
幅が太すぎるとゴツくなる。
幅が細すぎると安っぽくなる。
厚すぎても、薄すぎてもダメ。
こんなことを、ずっと考えています。
また、ゴールドの部分は“つや消し”になっています。
でも、側面やドッキングする部分は“つや”がある状態です。
凝っていますよね。
手前味噌ですが、なかなか真似できない設計です。
中心のダイヤモンドの周りには1.0ミリのダイヤモンド、縁があるデザインです。
中心には【0.52ct E VS1 3Excellent】のダイヤモンドを留めています。
周りには直径1.0ミリのダイヤモンド。
拡大した画像をご覧いただくと、縁があるデザインになっています。
今回の婚約指輪には縁があるお椀のようなデザインが適しています。
お椀のようなデザインにすることによって、ドッキングする際に必要な凸凹を組み込むことが出来ます。
2つのパーツが完成したら、慎重にドッキングします。
2つのパーツの製作が進んだら、ダイヤモンドを留めている部分が水平になるように慎重にドッキングします。
一番緊張する作業です。
2つのパーツはレーザーでしっかりと溶接します。
今まで外れたことがないので、信頼性は高いです。
ようやく完成しました。
美しい婚約指輪ですね。
最善を尽くし、素敵な作品に仕上がりました。