1年頑張った自分へ、ご褒美ジュエリーを

最近、石田ゆりこさんの「Lily ――日々のカケラ――」と「LILY’S CLOSET」を読みました。ずっと素敵な人だなとは思ってはいたのですが、エッセイを読んで考え方や生き方が暮らし方が本当にすばらしくて。日常に幸せを感じて、自分の心が喜ぶことを見つけて、自然に潔く生きていく。そういうことの大切さや尊さを大切にしていこうと感じました、改めて。

 

石田ゆりこさんは、1年の終わり、クリスマス頃に「頑張った自分にしあわせなご褒美」としてジュエリーを買うんだとか。「自分へのご褒美」はそれまでの自分への労りと、これからの気力になりますよね。私もこの時期になると、自分のために何か買うことが多いです。

 

いつもは買わないちょっといいコスメ、素材にこだわったパジャマや寝具、生活の質と気分を高める電化製品、インテリア家具……あげるとキリがないですが、石田ゆりこさんのように、一年に一度、最愛ジュエリーを増やしていくというのはとても素敵だと思いました。

ちょっと前に、SNSジュエリーのコレクション写真をアップしている方を見かけたのですが、1つのジュエリーが一番安くても20万円、高価なものだとその数倍……みたいなものを4つ、5つほど並べて紹介されていて、そのまばゆさに感動しました。ひとつひとつじっくり吟味して選び、大切に使っているのだなというのが伝わったのです。ファッションアクセサリーももちろん可愛い、でもやはり、「本物」は底知れぬ魅力があります。

 

自分のために買うジュエリーは、生活必需品じゃない。なくても生活には困らない。でも、だからこそ、心を潤してくれるものだと思うのです。年を重ねるたび、ひとつ、ふたつ、みっつと最愛ジュエリーを増やしていく、そんな女性になりたい。

ジュエリーを日常に取り入れる

普段使いのリングやネックレス、ピアスを買うときに、「ダイヤモンドのグレード」を気にしたことはありますか。
ダイヤモンドのアクセサリーを持っていても、特別ジュエリーが好きな方でない限り、婚約指輪や結婚指輪を買うときにはじめてダイヤモンドのグレードを気にしたという方もいると思います。

 

そういう私も、アクセサリーが好きで色々と集めていたものの、それまでダイヤモンドのグレードを気にしてこなかったのです。2万円、3万円ほどで買えるファッション性の高いジュエリーが華奢で可愛くて、そういうものが好みでした。
しかし、IZURUの指輪をみて、「あっ、“良いダイヤモンド”ってこういうことなんだ」と、新しい世界の扉をひらき、まんまとジュエリー沼にハマり、それまで好んでいたものよりももう少しハイランクのものを見るようになりました。どちらも魅力的で、どっちがいいとか悪いとかじゃないんですが、好み変わりつつあります。

 

よく「リップを塗るだけで、眉を描くだけで素敵になる」なんて言いますが、これは本当のことで、ちょっとの変化で見違えるように魅力的になります。そしてこれと同じことがジュエリーでも起こります。
何気なく束ねたアップヘア、耳元にきらりと光るダイヤモンドのピアスがあるだけで華やいだり、自分から常に見える指に輝くダイヤつきの指輪があると、とにかく気分が良い。

 

ただのお気に入りじゃなく、「いい物」というのもそこには大きなパワーが働いているような。

 

どこかへ出かけるわけでもない、ちょっと近所をぶらりとするだけのシンプルな服装の日も、ジュエリーひとつつけるだけでなぜか洗練された印象になるんですよね。ジュエリーだからこその効果だと思います。

結婚指輪や婚約指輪以外にジュエリーを手に入れるとしたら。
よくおすすめされるのは、

・エタニティリング
・ダイヤモンドのピアス

です。

エタニティリング

エタニティリングは、誰にでも、どんな服装にも合わせやすく1本でも華やか。ウディングの指輪というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。日常使いのリングとしてエタニティリングを選ぶ女性は増えています。

ダイヤモンドのピアス

ひとつ持っていると重宝するのが、ダイヤモンドのスタッドピアス。
カジュアルなデニムスタイルからフォーマルなドレススタイルまで合わせられるので、とにかく万能！ たとえばちょっと疲れているときでも、ダイヤモンドのピアスをつけるだけで顔色がパッと明るくなります。気分もよくなるので、押さえておきたいワンアイテムです。

 

1年の終わり、1年のはじまり。
自分のためのジュエリー、探してみるのもいいですよね。

 

（文・mamiko）