9月は1カラットの婚約指輪を2つ受注。浮き足立たず、丁寧に仕事を進めます。
9月になり、だいぶ涼しくなりました。
IZURUはスーツを着る職場ではなく、皆、私服で働いています。
洋服に無頓着でどこに長袖があるか分からず、涼しさを感じながら出社しています。
今週も月曜日になりました。
1週間の出来事を振り返ります。
今月は高価な指輪のご注文が多いです。
私は普段地味に暮らしています。
扱っている商品が華やかなので、地味に暮らすことでバランスを取っているのかもしれません。
浮き足立たず、丁寧に仕事を進めます。
1.02カラット、4,080,000円(税込)の婚約指輪を受注しました。
1.02ct D FL 3EX Noneのダイヤモンドを押さえました。
2021年9月、愛知県のお客様が甲府本店にお越しになりました。
最初に【1.01ct F VS1 3Excellent】のダイヤモンドをご提案しました。
色々とメールをやり取りするうちに、ご予算が400万円くらいだと分かり、それに見合うダイヤモンドを探しました。
5個くらいダイヤモンドをご提案しました。
お客様は【1.02ct D FL 3EX None】をお選びになりました。
これ以上の品質のダイヤモンドは存在しません。
ドキドキします。
ちなみに透明度がFL→VVS1になると、婚約指輪の価格は3,200,000円(税込)くらいになります。
参考になれば幸いです。
ブルーナイル(Blue Nile)とは違い、ご提案の段階で違和感のあるダイヤモンドは外しています。
1カラット以上のダイヤモンドを使った、高い価格の婚約指輪をお探しのお客様へ。
価格の安さを優先する場合は、ブルーナイル(Blue Nile)や御徒町で婚約指輪を探すのが良いと思います。
ダイヤモンドを選ぶのは難しくて、マグロの買い付けに似ているかもしれません。
昔から美術品や楽器を見るのが好きでした。
こういう経験がダイヤモンドを選ぶ際に役に立っています。
例えば、1.00ct D VS1 3EXのダイヤモンドが10個あるとします。
その中で私が良いなと思うダイヤモンドは5個くらいです。
透明度がVVS1になると、6個~7個くらいが良いなと感じます。
鑑定書の品質が高いからといって、油断して買わない方が良いです。
どこかに引っかかるポイントは存在します。
でも、私の感性が常に正しいとは限りません。
この辺は謙虚に考えています。
1.0カラット エメラルドカットの婚約指輪も受注しました。
品質は1.01ct D VVS2 Noneです。
※エメラルドカットの写真はないのですが、上記のようなデザインの婚約指輪を製作いたします。
2021年9月、南青山店にご来社。
千葉県のお客様です。
こちらもカラーがDの良質なエメラルドカットを使います。
いやはや、1カラットの婚約指輪のご注文が多いですね。
1ヶ月の間に2本の受注は珍しいです。
何が起こっているのか、と驚いています。
婚約指輪の価格は1,680,000円(税込)です。
「あれ、ラウンドのダイヤモンドに比べて価格が安いな」と感じた方もいるかもしれません。
鋭いですね。
実はラウンドのダイヤモンドは価格が一番高いです。
同じ1カラットでもエメラルドカットの方が安く仕入れることができます。
プリンセスカットやオーバルカットも同じです。
※ラウンド以外のダイヤモンドをファンシーカットと呼びます。
1カラットの婚約指輪が欲しくて価格を抑えたいお客様は、ファンシーカットのダイヤモンドを使うと良いと思います。
参考になれば幸いです。