IZURUの指輪をイエローゴールドで作ることは可能でしょうか?
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ご質問 IZURUの指輪をイエローゴールドで作ることは可能でしょうか?
お客様からお問い合せがありました。
最近、同じ内容のお問い合せが多いです。
まず、ゴールドの指輪を作ることは可能です。
主にK18・イエローゴールド(6:4)を使います。
これはイエローゴールド(5:5)よりも少し柔らかい色合いの地金です。
また、ピンクゴールドを使うことも可能です。
例えば、エタニティリングは鋳造(ちゅうぞう)で作ります。
鋳造(ちゅうぞう)の場合、流し込む地金が変わるだけなので、そこまで難しくはありません。
ただ、あまり知られていないことですが、ゴールドとプラチナは収縮率が違います。
簡単に言うと、同じ原型を使う場合、ゴールドの方がわずかに収縮します。
ダイヤモンドを使う指輪の場合、この収縮率の違いに気を付けています。
この話はマニアックで分かりにくいので、この辺で止めておきます。
必要な際は、改めてご説明いたします。
また、鍛造(たんぞう)の場合、切削する地金が違うだけなので、何も心配することはありません。
ご安心ください。
2023年7月、ゴールドの指輪の価格について。
現在、世の中が不安定なためか、ゴールドの価格が高いです。
そのため、ゴールドの指輪を作る場合、5,000円~10,000円の追加料金をいただくことがあります。
こちらはケースバイケースとお考えください。
品質の高いダイヤモンドを使うと、ゴールドの指輪はとても美しいです。
品質の高いダイヤモンドは白色。
6:4のイエローゴールドは優しい黄色。
この2つの色彩のコントラストはとても美しいです。
ゴールドの結婚指輪を持っている人は少ないです。
どちらかというと、日本ではプラチナの結婚指輪が主流です。
※外国の場合、ゴールドの結婚指輪が主流です。
シンプルなデザインでも、ゴールドの結婚指輪は周りと被りにくいのでオススメです。
ゴールドは丈夫な素材です。
これもあまり知られていないことですが、K18・イエローゴールド(6:4)は丈夫な素材です。
理由は銅が10%混ざっているからです。
純度99.99%のゴールド・K24は、とても柔らかい素材です。
これに銅を10%、銀を15%混ぜると、75%の純度のK18になります。
これがなかなか良い素材で、程良い硬さと粘りがあり、ジュエリーを作るのに適しています。
さすが長い歴史の中で人類が選んだ金属、といった印象です。
ゴールドのお問い合せが多いので、勢いに任せて文章を書きました、
参考になれば幸いです。