薄い結婚指輪はすぐに変形する。結婚指輪の厚さは大事。
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プラチナは柔らかいので、薄い結婚指輪はすぐに変形します。
プラチナの強度を知っている人は少ない。
結婚指輪に使われる白い金属はプラチナです。
多くの人が一度は見たことがあると思います。
でも、強度について知っている人はほとんどいません。
プラチナは粘りがあって柔らかい金属です。
プラチナは意外と柔らかい金属です。
そして、粘りがあります。
だから、ジュエリーを作るのに適した良い素材です。
反対に硬くて粘りがない金属だと、ジュエリーを作ることが出来ません。
例えば、チタンでは細かい細工のジュエリーを作ることが出来ません。
だから、薄い結婚指輪はすぐに変形します。
例えば、楽天・Amazon・御徒町で販売されている結婚指輪は薄いものが多いです。
だから、使っているとすぐに変形します。
ベビーカーや車椅子を押すくらいの力で、すぐに曲がります。
変形しにくくするため、厚さは1.5ミリくらいで設計しています。
私が言っているのは、指輪の一番薄い部分のことです。
強度を考えると、厚さは1.5ミリ以上あった方が良いです。
もちろん、厚い部分は2.0ミリを超えるときもあります。
この辺はケースバイケースで柔軟に設計しています。
薄すぎる結婚指輪は買わない方がいい。
上記のことから、薄すぎる結婚指輪は買わない方がいいです。
また、薄すぎる結婚指輪を販売している会社は不真面目なことが多いので、付き合わない方がいいです。
プラチナは柔らかいからルテニウムを混ぜて硬くする。
補足です。
先ほどプラチナは柔らかいと書いたので、心配になった方も多いかもしれません。
ご安心ください。
例えば、弊社ではプラチナにルテニウムを2%~3%くらい混ぜて硬くしています。
硬いプラチナをハードプラチナといいます。
他のブランドもハードプラチナを使うことが多いです。
でも、ハードプラチナを使っても、薄い結婚指輪は曲がります。
【まとめ】ハードプラチナ×厚い結婚指輪は変形しにくい。
だから、ハードプラチナを使って厚い結婚指輪を作ると、変形しにくいです。
重い物を持つ仕事の方の場合、厚さは2.0ミリくらいでも良いかもしれません。
参考になれば幸いです。
2020年6月2日、書き足しました。