お得意様のクロスのリング 米ドル円の為替とダイヤモンド
今週も月曜日になりました。
【暑さ寒さも彼岸まで】と言いますが、たまにクーラーをかける今日この頃です。
2000年頃初めてインドに行ったとき、「なんて暑さだ」と驚きました。
今の日本は当時のインドに近いものを感じます。
さて、1週間の出来事を振り返ります。
色々な指に使える、クロスの形の指輪を作りました
東京都のお客様のご注文です。
2020年、このお客様のためにフルエタニティリングとピアスを製作しました。
3つ目のジュエリーのご注文です。
確認したところ、フルエタニティリングの写真はWebサイトにアップしていないようです。
こちらと同じデザインです。
https://izuru.biz/custommade/0-7carat-princesscut-earrings/
https://izuru.biz/full-eternity-ring-no1-2-1-mm/
今回は交差するクロスのリングを製作しました。
地金はK18・イエローゴールド、1.6ミリ×37個のダイヤモンドを使っています。
合計0.60カラット。
価格は358,000円(税込)です。
詳しいことはオーダーメイドの事例で書きますが、このようなデザインの場合、他のブランドではもっと小さいダイヤモンドを使います。
1.6ミリで製作する場合、クロスの進入角度が小さいとデザインの良さが活きません。
角度を大きくすることによって、ダイナミックな印象になります。
納品後、お客様から写真が届きました。
大ぶりなデザインなので、どの指に着けても映えます。
他のお店ではあまり見かけないデザインなので、この指輪を見た人は「なんだかスゴい指輪だな」と感じると思います。
末永くお使いいただけたら幸いです。
為替が心配。円安になると、ダイヤモンドは高くなる
ニュースを見ると、10月から食品などの値上げの動きが拡がっているようです。
私は甘党です。
子供の頃、100円の明治ミルクチョコレートは大きかったです。
今ではだいぶ小さくなり、2枚くらい食べないと満足することができません。
食べ過ぎですね。
IZURUが始まった2008年頃と比較すると、ダイヤモンドも値上がりしています。
原石の値段・人件費・為替相場などが、価格が変わる要因です。
ジュエリーは他の業界と違って、コストの中の材料費の割合が高いです。
2008年頃はリーマンショックの影響で、ダイヤモンドを安く買えた時期でした。
今は状況が違います。
コロナウイルスの影響でダイヤモンドの供給量が少なくなると、あまり値下げの交渉をすることができません。
ゆっくりと価格が上がっていると感じます。
2021年10月4日、アメリカ ドル / 日本 円は111円くらいです。
例えば、120円まで円安が進むと、9%くらいダイヤモンドが値上がりします。
大きいダイヤモンドを使った婚約指輪ほど、円安になると価格が高くなります。
お客様のためにも、円高になることを願っています。
品質が高く割安なダイヤモンドがあったら、積極的に買うつもりです
IZURUがダイヤモンドを選ぶ基準は、厳しい方だと思います。
2020年・2021年、ダイヤモンドを仕入れるのが難しくなりました。
今後もこの傾向が続くのか、それともコロナウイルスが収束して生産量が増えてるのか、正直分かりません。
ダイヤモンドがないと商売にならないので、ピンとくるダイヤモンドがあったら積極的に買いたいと考えています。