クッションカット 0.5c×4個の指輪 新版画―笠松紫浪を中心に―に行きました。
ブルースに【Stormy Monday】という曲があります。
T-Bone WalkerとThe Allman Brothers Bandの演奏が有名です。
山梨県の月曜日は平凡で、穏やかな日々を過ごしています。
さて、先週1週間の出来事を振り返ります。
奈良県のお客様 0.5ctのクッションを4個使う指輪を受注。
2019年にクッションカットを納品したお客様から連絡がありました。
当時、納品したダイヤモンドの品質は【0.51ct D VVS1 Faint】です。
追加で3個用意して、合計4個のクッションカットを使った指輪を作りたいと連絡がありました。
中心にRoundのダイヤモンドを留めて、以下のような配置で設計します。
ほぼ同じ寸法・ほぼ同じ品質の0.5ctのクッションカットが見つかるのか?
コロナウイルスの影響でファンシーカットの生産量が少なくなっています。
基準を甘くすれば見つかりやすいのですが、IZURUとしてなるべく高い品質のダイヤモンドを用意したいです。
お客様には正直に「もしかしたら、クッションカットが見つからないかもしれません」とお伝えしました。
お客様からご了承いただき、正式に受注しました。
緊張しますね。
最善を尽くします。
北海道のお客様 直径3.3ミリのダイヤモンドのエタニティリングを受注。
北海道のお客様からオーダーメイドのご注文をいただくことが多いと感じます。
高価な指輪でもメールと電話のやり取りで、仕事を進めます。
他のお店が見たら、驚くような光景かもしれません。
前に聞いた話ですが、各メーカーの新商品は北海道で試すことが多いそうです。
北海道の方は開拓者の遺伝子が残っていて、新しい物を試すことに抵抗がないのかもしれません。
9月初旬、北海道のお客様へ以下の商品のサンプルをお送りいたしました。
後日、「600,000円のご予算で、もっと大きいダイヤモンドを使ったエタニティリングを希望している」と連絡がありました。
幸運なことに、上記のダイヤモンドがありました。
今、海外と日本でこれらのダイヤモンドを見つけるのは難しいです。
7個で合計0.98ct、色はDとE、透明度はIF・VVS1・VVS2・VS1、カットは全て3Excellentです。
現在、同じ品質のダイヤモンドを用意できるお店は少ないと思います。
お客様にご報告したところ、すぐにご注文が決まりました。
こちらの指輪も丁寧に製作いたします。
2011年に指輪をご注文いただいたお客様がご来店。
https://izuru.biz/princess-cut-eternity-ring-large-platinum/
2011年に結婚指輪をご注文なさったお客様が、甲府本店にお越しになりました。
結婚10周年、2021年に記念の指輪をご注文いただきました。
プリンセスカットのエタニティリングを製作いたします。
10年経って、リピートのご注文をいただくのは嬉しいです。
私達が作る指輪がお客様の人生を優しく照らすような存在でありたいと思います。
山梨県立美術館 新版画―笠松紫浪を中心に―に行きました。
https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/exhibition/
美術館が好きで。
若い頃はよく上野に行っていました。
良い絵を見ると、身体がリラックスしていることを感じます。
不思議ですね。
人は世界を脳で認識しています。
昔の画家が描いた絵は、画家が認識した世界観を表しています。
だから、絵を見ることによって、時間や場所を飛び越える感覚を味わっているのかもしれません。
帰りに上のような絵ハガキを買いました。
すっと爽快感がある版画です。
2021年9月は驚くほど売上が多く、てんてこ舞いの状態です。
ありがたいことに9月は売上が多いです。
高価な商品の受注が続いたことが主な理由です。
「何が起こっているのか」と不思議に感じています。
ただ、売上が多いと、それに比例して責任も重くなります。
IZURUは無理に売上を増やそうとは考えておらず、「健全な経営ができる程度で良い」と考えています。
無理をすると、どこかが雑になるので。
穏やかな気持ちを保てる程度の仕事量で、今月も最後まで頑張ります。