鍛造のフルエタニティリング|選べるサイズと素材、広がる人気の理由

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IZURUの鍛造フルエタニティリングを4方向から写実的に描いたイラスト。繊細なダイヤモンドの石留めと滑らかな地金の質感を表現。

サイズも素材も選べる。人気が高まる鍛造のフルエタニティリングの魅力

ここ最近、フルエタニティリングを立て続けに4件、ご注文いただきました。

偶然にしては多いと感じています。

ただ、過去にもこういった“ご注文が連続する”ような出来事が何度かありました。

理由は分かりませんが、渡り鳥が一斉に同じ方向に飛ぶように、人は何かしら目に見えない影響を受けているのかもしれません。

今回の4本はいずれもベースにしているデザインがあります。

それが、IZURUで長年人気のある商品「Saint 17 – フルエタニティリング」です。

このリングは、直径1.7ミリのダイヤモンドを使用し、繊細で気品のあるデザインに仕上げています。

細身ながらも、ダイヤモンドのクオリティと石留めの丁寧さによって、十分な存在感を放ちます。

この商品の工法は鍛造(たんぞう)なので、新たに原型を用意する必要がありません。

だから、お客様のご希望によって、ダイヤモンドのサイズを大きくしたり、地金を変更することが、比較的簡単にできます。

お客様と相談しながらカスタマイズを加えることで、「Saint 17」をベースにしつつも、それぞれに異なる表情を持つフルエタニティリングが完成していきます。

そんな対応が可能です。

この柔軟さも、鍛造の魅力の一つです。

なぜフルエタニティリングを選ぶのか?

フルエタニティリングをご希望される理由はさまざまです。

結婚指輪として使いたい方、記念日の贈り物として選ばれた方、日常使い・重ね付けのアクセントとして探されていた方もいらっしゃいました。

ただ、複数のお客様から共通して聞いたのは、

「指輪が回転すると、地金の部分が見えてしまうのが気になります。」

というお声でした。

第二関節が太い方や、手をよく使うお仕事の方は、指輪がどうしても回ってしまいます。

そんなとき、ダイヤモンドが一周留められているフルエタニティリングはとても頼りになります。

どの角度から見てもダイヤモンドが見えるため、常に華やかな印象を与えてくれます。

また、エタニティという言葉は“永遠”を意味します。

ダイヤモンドがぐるりと一周、途切れることなく並んでいる。

だからこそ、多くの方が特別な意味を込めて、この指輪を選ばれるのだと思います。

まさに、“永遠”という言葉にふさわしい指輪です。

フルエタニティリングのご注文事例|4本のカスタマイズをご紹介

北海道のお客様(K18/ダイヤモンド2.1mm)

甲府本店までお越しくださったお客様。

サイズは9号で、直径2.1ミリのダイヤモンドを使用し、地金はK18イエローゴールド。

程よいボリューム感と華やかさがあり、普段使いにもぴったりのバランスです。

先日、このお客様について記事を書きました。

▶ 記事はこちら

長野県のお客様①(Pt950/ダイヤモンド3.0mm)

リピーターのお客様です。

以前ご注文いただいたプリンセスカットのフルエタニティリングは、繊細で上品なデザインでした。

今回はより丈夫で、日常でも安心して使える指輪をご提案しました。

直径3.0ミリのダイヤモンドを使うことで、非常に豪華で重厚感のある仕上がりになります。

こちらが最初にご注文いただいたプリンセスカットのエタニティリングです。

月日が経つのは早いですね。

▶ 初回オーダーのご紹介

長野県のお客様②(K18/ダイヤモンド1.8mm)

初めてのご注文をいただいたお客様です。

サイズは5号と小さめ。

直径1.8ミリのダイヤモンドとK18イエローゴールドの組み合わせで、可憐で繊細な印象になると感じています。

単体でも美しく、他の指輪と重ねても映える——そんな使い勝手の良い1本になりそうです。

神奈川県のお客様(K18/ダイヤモンド1.9mm)

甲府本店でご相談いただきました。

12年前、このお客様のご友人のためにフルエタニティリングを製作しました。

こちらの商品です。
▶ 過去のオーダーはこちら

昔の作品なので、今と比べてだいぶ価格が安いです。

このご友人がIZURUをたいそうお気に召していただき、色々な方にご紹介いただきました。

このようなご縁でお客様が神奈川県から甲府本店にお越しになりました。

サイズは14.5号で、比較的大きなサイズの指輪です。

上に書いたとおり、このお客様の手の第二関節は太く、指輪がくるくると回りやすいです。

よく働いている素敵な手です。

こういう指にはフルエタニティリングが適しています。

14.5号のような特注のサイズでも、比較的コストを抑えることができます。

ダイヤモンドのサイズと印象の違い

ダイヤモンドのサイズがわずか0.5ミリ違うだけで、印象は大きく変わります。
お客様の手元で実際にご覧になると、その違いに驚かれることも多いです。

– 3.0ミリ:とにかく豪華。どこに出しても恥ずかしくない存在感です。
– 2.5ミリ:充分にゴージャスで、多くの方が満足されるサイズ感。
– 2.0ミリ:バランスが良く、中庸。20代・30代の女性に人気です。
– 1.5ミリ:細身で可憐。品質の良いダイヤモンドを使えば、よく輝き、重ね付けにも適しています。

目的や予算、着けるシーンに応じて、おすすめのサイズは変わってきます。
また、サイズに応じて、手元の雰囲気も驚くほど変わるのがフルエタニティの面白さです。

鍛造ならではのメリット

鍛造(たんぞう)で作られたフルエタニティリングには、いくつかの大きなメリットがあります。

まず、鋳造(ちゅうぞう)のように原型を一から作る必要がありません。
そのため、コストを抑えやすく、納期も比較的早いという利点があります。

また、鍛造は金属が非常に硬いため、ダイヤモンドを留めるのは簡単ではありません。
硬い金属に爪を立て、きちんと美しく石留めを行うには、高度な技術が求められます。

だからこそ、上手い職人が手がけると、美しく、そして丈夫な仕上がりになります。

IZURUのこだわりとご提案

IZURUでは、石留めの丁寧さと、価格と品質のバランスを大切にしています。
フルエタニティリングのように、構造も技術も要求される商品であっても、なるべく多くのお客様に手にしていただけるよう、価格を抑える努力をしています。

もちろん、海外のハイブランドに比べると、だいぶ価格を抑えています。
それでも、使用するダイヤモンドや地金、職人の技術には妥協していません。

「良い材料を使い、腕の良い職人が作る」
この姿勢は、どの指輪であっても変わることはありません。

フルエタニティリングは、ある意味で“究極の指輪”です。
それを、日常的に使いたいという方にこそ、本当に納得していただける品質を提供したいと考えています。

まとめ:永遠を手にする、という選択

フルエタニティリングは、特別な指輪です。
見た目の美しさだけでなく、「ずっと使いたい」「大切にしたい」という思いが込められたものばかり。

お客様のご希望に寄り添い、1本ずつ丁寧に製作しています。
ご不明な点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。どんな指輪が合っているのか、一緒に考えましょう。

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