【結婚指輪について、よくある質問】ハードプラチナと鍛造(たんぞう)は別の物ですか?
「ハードプラチナと鍛造(たんぞう)は別の物ですか?」
結婚指輪について、よくある質問です。
答えを先に書くと。
ハードプラチナと鍛造(たんぞう)は別の物です。
■ハードプラチはプラチナの種類です。
■鍛造(たんぞう)は指輪の作り方です。
重い物を持つ仕事の場合は、鍛造(たんぞう)の結婚指輪が良いと思います。
ハードプラチナは「プラチナの種類」のひとつ
ハードプラチナは、プラチナの種類です。ルテニウムを混ぜるとハードプラチナになります。
例えば、プラチナ・Pt950の場合、1%・ルテニウムを混ぜた物をハードプラチナと呼びます。2%・ルテニウムを混ぜるとさらに丈夫になり、ルテ2%と呼んでいます。
※耐久性を上げるため、IZURUはルテニウム2%のPt950を使っています。
プラチナが硬すぎるとデメリットもあるので、ルテニウム2%がちょうど良いかなと考えています。普通の生活で使う場合は、Pt950・ルテ2%で十分です。
鍛造(たんぞう)とは「指輪の作り方」のこと
鍛造(たんぞう)は「指輪の作り方」のことです。金属をそのまま加工して指輪を作ります。
金属を溶かして作る鋳造(ちゅうぞう)よりも鍛造(たんぞう)の方が丈夫です。シンプルでストレートな形状の結婚指輪を作ることに向いています。
重い物を持つ仕事の方には、鍛造(たんぞう)の結婚指輪がおすすめ
重い物を持つ仕事の場合は、鍛造(たんぞう)の結婚指輪が良いと思います。世の中には力を使う仕事も多いです。
■自衛隊
■消防士
■農家
■職人
手を激しく使うお客様には鍛造(たんぞう)の結婚指輪をおすすめしています。IZURUではPt900で鍛造の結婚指輪を製作しています。
Pt900で鍛造の結婚指輪を製作する理由
私たちがPt900で鍛造の結婚指輪を製作する理由はPt900の方が切りやすいからです。
プラチナは粘る金属です。Pt950の方が粘って切りにくいです。弊社がお願いしている工場は加工の精度の点からPt900を使っています。
①Pt950とPt900は5%しかプラチナの含有量が違わないこと。
②2020年の現在、価格もほぼ同じであること。
このような理由でPt950もPt900も価値に違いはありません。ご安心ください。