お金の価値が下がっているから、指輪がよく売れているのか?

日本銀行

2022年6月16日
皆様いかがお過ごしでしょうか。

一昨日、甲府本店にお越しになったお客様から、「ブログを読んでいます。新しい記事を楽しみにしています」と言われました。

いけない、いけない。
気を抜くと、すぐに更新がストップしてしまいます。

サラッと書いたまとまらない文章かもしれませんが、記事をアップすることを優先します。
乱文、お許しください。

円安が止まらないから、指輪がよく売れている?

2022年6月、円安が止まりません。

タイムマシンに乗って2013年に戻り、黒田総裁の記者会見を止めるようなイラスト
どちらかというと、あまり良くない状況です。
歴史を振り返ると、自国の通貨が弱くなり、社会が大きく混乱した例は多いです。

2013年4月にタイムスリップして、黒田日銀総裁に意見を聞いてもらえるならば、「あまり無理はしない方が良いですよ」と伝えます。

価格は上がっているけど、日々、指輪が売れています。

飛ぶように売れる、とは少し違うのですが。

少しずつですが、日々、指輪のご注文を承ります。
40代・50代・60代のお客様が多いです。

弊社の商品は費用対効果が良いのですが、それでも高価な品物です。

スムーズに商品が売れていく様を見て、お客様の心の変化を感じます。

「お金の価値が減ってしまう前に、品質の良い指輪を買おう」

円安などのニュースを見て、お金の価値に対する漠然とした不安があるのかもしれません。

新婚のカップルが婚約指輪を買いにくくなっている。

①ダイヤモンド
②プラチナorゴールド

指輪の材料はこれだけです。
とてもシンプルです。

2022年、ダイヤモンドの価格は大きく値上がりしています。
コストの中でダイヤモンドの占める割合が大きいので、近ごろは婚約指輪の価格がだいぶ高くなっています。

20代・30代前半だと、婚約指輪を買うのが大変というカップルも多いかもしれません。
今後も材料費の値上がりが続くと、婚約指輪を買う人が少なくなります。

私見ですが、婚約指輪を渡すときは男女にとって幸福で特別な瞬間です。
ダイヤモンドの値上がりが止まり、婚約指輪が買いやすい値段になることを望んでいます。

豊かさは生産力と繋がっています。

黒田総裁のイラスト
脱線します。

人は仕事を通じて豊かになります。

お金の量の増加は生産の呼び水であり、それ以上の存在になるのは難しいです。
お金が増えすぎてしまって信用がなくなってしまえば、多くの人が困ります。

だから、偉い人は常にお金の価値を維持することに気を配る必要があります。

お金の価値は高すぎてもいけませんし、低すぎてもいけません。
ちょうど良いカンジを狙います。

ただ、簡単に解決できる問題ではないので、偉い人も大変だと思います。

今月からアメリカは通貨の増加が止まり、量的引き締め(QT)が始まります。
今まで通貨の増加によって得られた富は、海の潮が引くようにスーッとなくなることでしょう。

そのとき、私達は「何を生産して豊かになるのか?」という問いに向き合うことになります。

偉そうなことを書きました。

私達の本分はお客様が感動する指輪を作ることです。
田舎で世の中を眺めながら、丁寧に仕事を続けます。

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