オーダーメイドで作る結婚指輪
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どんな方法で結婚指輪を作るのか?
現在、結婚指輪を作る方法は大きく2つに分かれます。
① 鋳造(ちゅうぞう)製法・ロストワックス法
② 鍛造(たんぞう)製法
それぞれの特徴については、【結婚指輪を作る、2つの製法】をご覧ください。
オーダーメイドで結婚指輪を作る場合、【鋳造(ちゅうぞう)製法・ロストワックス法】を選ぶことが多いです。
鍛造(たんぞう)製法は製作が可能なデザインがほとんどないため、オーダーメイドには適していません。鍛造(たんぞう)製法は甲丸と平打といった、シンプルなデザインの結婚指輪を製作するのに適しています。例えば、幅の太い・幅の細い甲丸や平打の結婚指輪を作る場合、鍛造だと簡単に出来るのでお薦めです。
鋳造製法だと、ほぼ全てのデザインの指輪を作ることが出来ます
話を戻して、【鋳造(ちゅうぞう)製法・ロストワックス法】について。この製法ならば、ほとんどのデザインの結婚指輪を製作することが可能です。以下のような手順で原型を作ります。
① ワックスで原型を作る。
② 原型に湯道を作り、台に固定する。
③ 容器の中に入れる。
④ 【石こう】を流し込む。
⑤ 加熱して、ワックスを溶かす。
⑥ ワックスが溶けて出来た空洞に金属(プラチナやゴールド)を流し込む。
⑦【石こう】を崩して、指輪を取り出す。
参考URL http://keko37.exblog.jp/4007778
直接、金属(プラチナやゴールド)を削って指輪を作る方法もあります。でも、【鋳造(ちゅうぞう)製法・ロストワックス法】の方が、加工がしやすく、細かいデザインを突き詰めるのに向いています。
理想のデザインの指輪を作るため、とても大切なこと
製法の後は、デザインについてご説明いたします。美しい結婚指輪を作るため、大事なことは2点です。
① 腕の良い職人がいるお店を選ぶ。
これはとても大切なことです。原型を作る際、腕が良い職人にお願いするとセンスが良く仕上がります。反対に腕が悪い職人が原型を作ると、なんとなくセンスが悪く仕上がってしまいます。
今まで作った製品の原型やサンプルを見せてもらって、「センスが良いな」と感じる職人がいるお店にオーダーするのが一番良い方法です。
② 相談しやすいお店を選ぶ。
デザインの好みは千差万別です。せっかくオーダーメイドで結婚指輪を作るので、デザインにはこだわりたいですよね。相談しやすいお店の方が、細かい部分まで打ち合わせが出来るのでお薦めです。
中には頑固なお店もあって、「相談がしにくいな」と感じることがあるかもしれません。こういうお店は避けた方が良いと思います。
原型を作るコストがかかるため、価格が高くなってしまう
結婚指輪の原型を作るコストが大きいため、オーダーメイドの結婚指輪は価格が高くなってしまいます。オーダーメイドで結婚指輪を作ると、価格が50,000円~100,000円くらい高くなります。
でも、よく考えると、50,000円~100,000円の追加料金でオーダーメイドの結婚指輪を買うことが出来るのは、お得かもしれません。
世界に1つだけの結婚指輪をお求めの方は、オーダーメイドの結婚指輪をお薦めします。