結婚指輪の相場はどのくらいか
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■「結婚指輪の相場は、いくらくらいなのか?」
結婚に向けて指輪を探し始めたカップルは、色々な価格の結婚指輪を見てこのような疑問を持ちます。
結婚指輪の相場はピンからキリまで、様々な価格の商品が存在します。
それでは、相場についてより詳しく書いていきましょう。
多くのお客様が誤解なさっていますが、海外の高級ブランドもゼクシィに掲載されている日本のブランドも大体同じような価格で販売されています。
スタンダードなプラチナの結婚指輪として、幅3.0ミリ・厚さ1.75ミリくらいの商品を各ブランドで販売しています。
2013年の相場で見ると、だいたい1本あたり10万円~15万円くらいで販売されています。
だから、男女2本の結婚指輪を購入すると、合計で20万円~30万円くらいが一般的な結婚指輪の相場でしょうか。
■ブランドごとに大きく価格が違う理由は何ですか?
このように書くと、「本やインターネットで調べると、似たようなデザインの指輪で大きく価格が違いますが、どうしてですか?」と思うお客様もいると思います。
ブランドによって結婚指輪の価格が大きく違う理由は、様々です。
大まかに挙げると、以下の理由があります。
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①コストの構造が違う
②粗利が違う
③指輪の材料が違う
④製作している職人のレベルが違う
⑤デザインのレベルが違う
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ブランドによって結婚指輪の価格が大きく違う理由は、こんな所でしょうか。
まず、【①コストの構造が違う】について。
これは一般のお客様にも分かりやすいと思います。
例えば銀座の一等地に店舗を構えて、広告費をたくさんかけて、多くのスタッフがいると、コストが大きくなります。
【②粗利が違う】について。
これも分かりやすいですね。
【①コストの構造が違う】に繋がりますが、たくさんコストがかかる体質のブランドは、その分粗利を多くする必要があります。
だから、同じデザインの結婚指輪でも価格が高くなります。
【③指輪の材料が違う】について。
少し分かりにくいのですが、ブランドによって結婚指輪に使う材料が大きく違います。
分かりやすい例が【プラチナ】や【ゴールド】の量です。
安い結婚指輪には、少ししか【プラチナ】や【ゴールド】が使われていないことがよくあります。
幅が同じ3.0ミリでも、厚さがとても薄い場合があります。
こういう結婚指輪には注意が必要です。
また、使っているダイヤモンドの品質と量もブランドによって、大きく違います。
見慣れていないと、ダイヤモンドの品質の違いを見分けるのは難しいと思います。
でも、ダイヤモンドの量を見分けるのは簡単かもしれません。
【ct】というのが、ダイヤモンドの量を表します。
【ct】が多い方が、たくさんのダイヤモンドを使っています。
【④製作している職人のレベルが違う】について。
これも一般的には分かりにくいかもしれません。
実は、同じ日本人の職人でも、比べると大きく技量が異なります。
だから、腕の良い職人が作った結婚指輪の方が、価格は高くなります。
職人のレベルを見分けるのも、見慣れていないと難しいかもしれません。
【⑤デザインのレベルが違う】について。
似たようなデザインの結婚指輪でも、よく見てみると細かい部分がかなり違います。
細かい部分にこだわった指輪と、こだわっていない指輪では、仕上がりに大きな違いがあります。
【神は細部にやどる】ではないですが、細かい部分にこだわった結婚指輪は価格が高くなります。
■まとめ
結婚指輪の相場、また価格の違いの理由をまとめると、こんな感じでしょうか。
一般的に結婚指輪の相場は1本あたり10万円~15万円、男女2本の合計で20万円~30万円くらいです。
これだけご予算があれば、「一生使える品質の高い結婚指輪」を見つけることが出来ます。
でも、1本あたり10万円~15万円で販売されている結婚指輪の中にも品質の低い商品もあります。
上記で書いた点に注意して粗悪品を避けて、品質の高い結婚指輪を探してみてください。
お客様にとって、この文章はきっと役に立つと思います。