お店の人でもメレダイヤモンドの品質を知らない。
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小粒なダイヤモンドをメレダイヤモンド呼びます。
弊社では0.08ct以下のダイヤモンドがメレダイヤモンドだと考えています。
いくつか定義があって、Wikipediaではメレダイヤモンドは0.17ct以下と書いてあります。
私は0.08ct以下はメレダイヤモンドと呼ぶのが自然だと考えています。
0.08ctは直径2.8ミリくらいです。
ジュエリー業界では0.09ctを超えると、メレダイヤモンドとは呼びません。
結婚指輪、エタニティリングなどにはメレダイヤモンドが使われます。
婚約指輪の中心だけ、鑑定書が付いているダイヤモンドを使います。
だから、お客様が目にするのはほとんどがメレダイヤモンドです。
分かりやすくお伝えすると、結婚指輪やエタニティリングに留めてある小さなダイヤモンドです。
メレダイヤモンドには鑑定書が付きません。
意外に思う方もいるかもしれません。
でも、これは仕方がないことです。
例えば、10個のダイヤモンドを使ったエタニティリングを販売する際、10枚の鑑定書を用意するのは大変です。
また、小さなダイヤモンドは鑑定をすることが出来ません。
鑑定機関は大きいダイヤモンドだけ鑑定を請けています。
このような理由でメレダイヤモンドには鑑定書が付きません。
メレダイヤモンドの品質を知っていますか?
お店の人でもメレダイヤモンドの品質を知らない。
店員さんは自分でダイヤモンドを選んでいるわけではありません。
指輪になっている状態しか見たことがないので、どのような品質のダイヤモンドが使われているか知りません。
ダイヤモンドの品質を知っているのは、そのブランドのダイヤモンドのバイヤーだけです。
だから、メレダイヤモンドの品質についてきちんと説明することが出来る店員さんは少ないです。
IZURUの場合は、ダイヤモンドを仕入れている人間が指輪を販売しています。
ここが他のブランドと大きく違うところです。
不真面目なブランドは品質の低いメレダイヤモンドを使う。
価格が高くても、それに見合ったメレダイヤモンドを使っていないブランドもあります。
私達はダイヤモンドの卸売りをしているので、ブランドによって使うダイヤモンドが違うと感じます。
真面目なブランドはメレダイヤモンドの品質にもこだわっています。
メレダイヤモンドを多く使う指輪は真面目なブランドで買った方が良い。
長くなりました。
今日のまとめです。
上に書いたとおり、メレダイヤモンドの品質はバイヤーしか知りません。
真面目なブランドと不真面目なブランドでは、メレダイヤモンドの品質が大きく違います。
エタニティリングなど多くのダイヤモンドを使う商品は、品質の違いによって輝きが大きく変わります。
そのため、話している内容が真面目で、誠実だと感じるブランドでジュエリーを購入することをお勧めします。
参考になれば幸いです。
2020年7月27日、書き足しました。