ピンクダイヤモンドの品質(ClarityとCut)をご存じですか?
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ピンクのダイヤモンドの品質を知っている人が少ない。
ピンクダイヤモンドをルーペで見ると、品質が低いことが分かる。
お客様から「ピンクダイヤモンドを両脇に使って婚約指輪を作りたい」とお問い合わせがありました。
あくまで弊社の考えですが、ピンクダイヤモンドは使わない方が良いと考えています。
理由は価格が高いわりに品質が低いからです。
ここで言う品質はClarity(透明度)やCut(カット)を意味します。
このことを伝えると、驚かれるお客様もいます。
疑問を持ったお客様はルーペでピンクダイヤモンドの品質をご確認ください。
品質は低いと感じると思います。
だから、弊社はピンクダイヤモンドを積極的に使っていません。
白くて高い品質のダイヤモンドを使った方が、美しいジュエリーになると考えています。
ピンクダイヤモンドは色がピンクであることがセールスポイントです。
誤解があってはいけないので、補足します。
ピンクダイヤモンドは色が一番大事なセールスポイントです。
色が濃くて美しいピンクであれば、他の品質は考えなくても良いのかもしれません。
これはルビーやサファイアと似ています。
ただ、ピンクダイヤモンドを購入なさる方は、品質について知らないと思います。
そのため、正しい情報を伝えたいと考えました。
濃くて美しい色のピンクダイヤモンドは価格が高いです。
白色のダイヤモンドに比べて5倍以上は価格が高いと感じます。
ピンクダイヤモンドの価格は色によって決まることが多いです。
濃くて美しいピンク色のダイヤモンドについては価格が高いです。
透明度やカットよりも色を重視しています。
たまに、色の薄いピンクダイヤモンドを使った指輪を見かけます。
色の薄いピンクダイヤモンドは価格が安いとお考えください。
10年くらい時間が経つと、白いダイヤモンドの方が美しいと感じます。
時間が経って汚れが付着すると、白いダイヤモンドのジュエリーの方が美しいと感じます。
※もちろん、ピンクでも白でもダイヤモンドのクリーニングをするとキレイになります。
あと、ピンクダイヤモンドは若い女性には似合うのですが、40代・50代になると似合わないと感じます。
たぶん、ピンクダイヤモンドを使った指輪が若い女性向けにデザインされているからです。
このような点も購入時にお考えください。
参考になれば幸いです。