人気の結婚指輪はどんなデザイン? 数年後に失敗しないために知っておきたいこと
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結婚指輪と一口に言っても、最近では様々なデザインのものがありますよね。それゆえに、「どれを選んだらよいのか分からない」というお客様の声も多く耳にします。
結婚指輪は、自分の体の一部として一生肌身離さずに身に着ける結婚の証です。なので、ファッションで身に着けるリングに比べ、自分の好みという観点のみならず、強度や実用性など、色々な条件も加味しておくことが大切なのです。
そこで、一生お使いいただける納得のいく結婚指輪選びのヒントとして、人気のある素材・デザインをご紹介します。
1. やっぱり人気! おすすめはプラチナ素材の結婚指輪
・プラチナは流行に左右されない
・プラチナは耐熱性がある
・使えば使うほど味が出るプラチナ
・プラチナは変色しにくい
2. 結婚指輪を買うならこれ! 定番人気の三大デザイン
・定番! ストレートデザインの結婚指輪
・指を美しく見せるウェーブデザイン
・指を長く見せるV字デザイン
着け心地の良さを追求するなら内甲丸仕上げの結婚指輪を
やっぱり人気! おすすめはプラチナ素材の結婚指輪
結婚指輪では、プラチナ、ゴールド、ホワイトゴールドなどが主流ですが、やはり人気はプラチナです。
華やかなイエローゴールドや、流行のピンクゴールドなど、年々『ゴールド』の結婚指輪を選ぶ人も増えてきていますが、一生身に着けるものとして、自分が何歳になっても素敵に着けられるという観点ではプラチナの方がより人気です。
また、プラチナと同じ色味で価格もお手頃なため、ホワイトゴールドを検討する方もいます。ホワイトゴールドは、白みがかった金色の金属にホワイトのコーティングをかけて白くしているものなので、長年使用しているとわずかにコーティングの下の金色が出てきてしまうことがあります。結婚指輪は一生モノと考えると、やはりプラチナに軍配があがります。
結婚指輪として不動の人気を誇るプラチナ素材。その理由は多くあります。
プラチナは流行に左右されない
プラチナの色はホワイトゴールドの白と一見同じように見えますが、よく見るとその輝きは格別です。ホワイトゴールドのほうが軽いような白であるのに比べ、プラチナは重厚感の溢れるリッチな白色です。その色はしっとりとして上品に肌に馴染みます。
プラチナは耐熱性がある
プラチナの融解温度は1769℃です。火事であがる炎の温度が1200℃程度といわれているので、それ以上の強さです。ゴールドの融解温度は1062℃なのでその差は歴然です。
炎の中に結婚指輪を入れる機会はないとしても、その強い耐熱性に昔の人々はプラチナの加工にとても手惑い、とても高貴な金属と扱われていました。そんな高貴なリングこそが結婚指輪に最適な理由なのです。
使えば使うほど味が出るプラチナ
最近では「プラチナは柔らかくてキズが付きやすいので、ホワイトゴールドの方が安いしおすすめ」などと言われることがありますが、決してそんなことはありません。純プラチナは確かに柔らかいですが、結婚指輪に加工する場合は他の金属をプラスすることで強度を上げています。
使用方法にもよりますが、Pt900の結婚指輪であれば、多少のキズはついても一生満足して着けていただけます。むしろ、贅沢なプラチナに刻まれる細かいキズこそがお二人の結婚の年月の美しい結晶なのです。歴史を経た落ち着いた輝きのプラチナの姿には、特別な想いを感じ取ることができます。
プラチナは変色しにくい
プラチナは金属の中で最も安定しているものです。他の金属のような酸化や硫化による変色が起こることはありません。
稀に、硫黄の強い温泉などに入ると黒っぽくなってしまうことがありますが、それはプラチナ自体ではなく、強度を増すために練り込まれた他の金属が反応して起こる現象です。日常生活でプラチナが色褪せることは決してありません。永遠に続くプラチナの純白の美しさは、永遠を共にする二人の愛の象徴になります。
結婚指輪を買うならこれ! 定番人気の三大デザイン
結婚指輪のデザインは豊富にあり、オーダーメイドすることもできます。結婚指輪は婚約指輪と異なり、日常的に着けるものなので実用性も大切です。
例えば、肌身離さず着ける場合、あまりダイヤなどの石と施しすぎると、石留め部分が引っ掛かりやすかったり、石揺れの可能性が高くなってしまいます。これだと実用性に欠けてしまうので、常に身に着けたいタイプの方には数粒のダイヤを施したもの、あるいは石無しのものが人気です。
そして、何よりも重要なイメージを決定づけるもの、それがリングの形です。結婚指輪の形と言えばこの3型。結婚指輪の定番かつ人気の形をご紹介します。
定番! ストレートデザインの結婚指輪
実用的でシンプルなストレートラインは定番の人気デザインです。
その理由は、結婚指輪としてのイメージが強いというのもありますが、流行にも左右されず、飽きがこなく、また女性なら他のアクセサリーと重ねやすい……などの点が挙げられます。シンプルなのであまりアクセサリーを着けない男性でも抵抗が少ないというのも人気の理由のひとつでしょう。
リングの幅や太さは人それぞれ好みや着け心地で選んでOKですが、細すぎると強度に欠け、太すぎると小指と中指に当たってしまい気になる人もいます。一生モノなので、ある程度平均的なものをおすすめします。
また、結婚10周年などの節目の記念日に、エタニティリングというダイヤがぐるっと入ったリングを将来的にお持ちになりたいとお考えの方にもストレートデザインがおすすめです。エタニティリングとの重ねづけが美しくできるのでとても人気です。
指を美しく見せるウェーブデザイン
指に流れるようなラインでまとわれるアシンメトリーなウェーブラインも人気のデザインです。
最近ではゴツゴツした印象のものよりも、繊細でさり気ないものの方が流行ですが、あまり華奢すぎては強度が劣ってしまいます。そこで、ある程度の太さを保ちながらも、ストレートより指馴染みをよくしたものがウェーブラインです。
細かくキズを付け加工する艶消し施しナチュラルさを出したり、細かいドットを打ちアンティーク感を出すミル打ち加工をするなど、オリジナルの結婚指輪にするのも人気です。女性用はダイヤを散りばめ、限りなくデザインリングに近い形でお楽しみいただくこともできます。
指を長く見せるV字デザイン
V字のラインは、指をすっきりと長く見せる効果があるので、指の長さや太さにコンプレックスをお持ちの方に特に人気のデザインです。
女性の憧れであるダイヤモンドの施されたシンプルな婚約指輪との重ねづけをご希望の方にもピッタリです。一昔前のV字型リングというと、尖ったイメージで古めかしい印象ですが、最近では優しいカーブのV字など、デザインも豊富にありますので、お好みのV字リングをお手にされる方が多くいらっしゃいます。
着け心地の良さを追求するなら内甲丸仕上げの結婚指輪を
リングの装飾も重要ですが、着け心地重視の方には内甲丸仕上げが人気です。指に当たるリングの内側の面が半円形になるので、その着け心地は抜群です。ずっと着けていても違和感なく、疲れることがありません。幅の広いデザインの指輪だと感覚の差は大きく感じられます。
着け心地を重視したいなら、内甲仕上げも候補に入れてみてください。
一生涯を共にする結婚指輪には溢れるほどの想いが募ります。特に女性は、ダイヤがキラキラと沢山入ったものや、奇抜でオリジナルなものが良いなど、様々な希望があると思いますが、後悔することのない選択が必要です。
流行に合わせたり、デザイン性を重視した選択をされるのももちろん自由ですが、使い心地に満足いかず数年後に買い替える方も多くいらっしゃいます。その分の出費を記念の旅行やお食事に使いたかった、または同じ指輪を一生使いたかったと嘆く方も少なくありません。
『一生モノ』というのをよく考えたうえでじっくりと吟味していきましょう。皆様にとって素敵で最適な結婚指輪が選ばれることを心から祈っております。