結婚指輪はシンプルなデザインが良いでしょうか？

2008年8月12日
2020年5月23日、書き足しました。

日本で販売されている結婚指輪のデザインの種類は、とても多いです。

仕事柄、結婚情報誌に掲載されている結婚指輪の写真をチェックします。

本当に色々なデザインがありますね。

海外と比較して、日本は結婚指輪のデザインが豊富です。
これだけ選択肢が多い国は珍しいかもしれません。

一度、ティファニーはカルティエなど海外の有名なブランドをWebサイトをご覧ください。

デザインの種類を数えてみると、意外と少ないことに気付くと思います。

どのデザインの結婚指輪が一番優れているのでしょうか？

難しい質問です。

当たり前かもしれませんが、お客様の求めているものによって答えが変わります。

そのため、“これだ”という正しい答えがありません。

今日はシンプルなデザインの結婚指輪について書きます。

色々な意見があると思いますが、私はシンプルなデザインの結婚指輪は良いと思います。

おすすめです。

良い言い方をすれば永久不変、悪い言い方をすればありきたりなデザインです。

シンプルなデザインの結婚指輪のメリットを書きます。

使いやすい。
デザインが時代遅れにならない。
修理が簡単。
価格も安い。
鍛造（たんぞう）で作ることも出来る。

良いところが多いです。

結婚指輪は日々の生活で粗く使うことも多いです。
だから、上記のメリットは判断材料にしても良いと思います。

デザインはシンプルでも、品質が高くなるように色々と工夫しています。

たとえば楽器のピアノを想像してください。
どのメーカーでもピアノは同じ形をしています。

それは長い年月を経て、あのピアノの形が一番良い音が出ると職人が知っているからです。
それを踏まえた上で、中の構造を改善したり良い材料を使ったりして品質を高めます。

結婚指輪も同じです。
人間が見て「美しい」「使いやすい」と感動するデザインは、それほど多くはありません。

それならば無理に変わったデザインにせず、基本のデザインの中で品質を高めた方が良い結婚指輪になります。

一見してシンプルなデザインでも、意外と色々な部分に“こだわり”が詰まっています。

それぞれの会社によって“こだわり”は違います。

少しでもお客様のお役に立てれば幸いです。