私の好きな人 結婚式 BGM 河野智美 クラシックギターの演奏家をご紹介いたします。
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■私の好きな人。
普段、結婚指輪・婚約指輪・エタニティリングを作ることに夢中になっていると、世間との付き合いが狭くなっているなと感じます。
IZURUのサイトのアクセスも増えてきたことから、【私の好きな人】をテーマにして、少しずつ文章を書いていきたいと思います。
不思議なことに、弊社のお客様は音楽に関わる仕事をしている人が多いです。
芸術に興味のある方に楽しんでいただけたら幸いです。
■クラシックギターの演奏家、河野智美さんについて。
私は中学生の頃からクラシックギターを演奏しています。
今でもアマチュアの演奏家として、クラシックギターを楽しんでいます。
学習院大学に通っていた頃、高田元太郎という先生に師事していました。
※高田先生の素晴らしさについては、改めて書きたいと思います。
今回は、同じく高田先生に師事している河野智美さんについて書きます。
河野智美さんは本当のプロフェッショナルの演奏家です。
先日、【Luxe リュクス】というアルバムを発表なさいました。
今、旬のギタリストです。
クラシックギターの世界は素晴らしいので、河野智美さんを入り口にご紹介したいと思います。
■河野智美さんの透明で体に染みこむ音について。
クラシックギターという楽器は、とても原始的な構造をしています。
そのため、演奏者によって音色が大きく異なります。
色々なギタリストの演奏を聞いていると、音は大きく二つに分かれると感じます。
【A】“曲に自分を捧げる”という気持ちが伝わってくる音色
【B】“私の演奏を聴いて欲しい”という熱い気持ちが伝わってくる音色
どちらの音色でも素晴らしい演奏家がいます。
河野智美さんの音色を聴いたとき、【A】の“曲に自分を捧げている”と感じました。
“曲に自分を捧げている”ため、リスナーの意識と反発せず、スッと体に染み込むような音色です。
こういう演奏ってなかなか出来ません。
未熟な場合、どうしても自我やテクニックの困難な部分が、リスナーに伝わってしまいます。
尊敬します。
■【リュクス Luxe】と【祈り Oracion】について。
現時点で販売されている、河野智美さんのアルバムは【リュクス Luxe】と【祈り Oracion】です。
http://www.amazon.co.jp/河野智美-リュクス/dp/B015DKQBW2/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1451450656&sr=1-1
http://www.amazon.co.jp/祈り-河野智美/dp/B00ETO02CO/ref=sr_1_2?s=music&ie=UTF8&qid=1451450656&sr=1-2
【祈り Oracion】はアルバムタイトルです。
また、【リュクス Luxe】にはフレデリック・ハンドの【祈り】という曲が含まれています。
一度もお会いしたことがないのですが、これらの事から河野智美さんはクラシックギターを演奏する際に祈るような感覚で演奏しているのではないかと考えています。
だからこそ、“曲に自分を捧げる”という気持ちが伝わってくるのかなと。
テクニックについて色々と書くことも可能ですが、この部分が河野さんの本質だと思い、書きました。
■結婚式のBGMとして、ジュリオ・カッチーニのアヴェ・マリア
【祈り Oracion】に収録されているジュリオ・カッチーニのアヴェ・マリアは結婚式にピッタリの音楽だと思います。
ジュリオ・カッチーニのアヴェ・マリアはどの楽器で演奏しても美しい音楽になります。
こういう音楽を名曲と呼ぶのかもしれません。
河野智美さんが編曲なさっています。
クラシックギターの良さを活かした素晴らしい編曲です。
以下の動画の後半部分で聴くことが出来ます。
クラシックギターやアコースティックギターをソロで演奏する方で、ご家族やご友人の結婚式で演奏したい方は、以下のサイトで楽譜を購入することが出来ます。
http://www.gendaiguitar.com/index.php?main_page=product_info&products_id=140027
以下は他のギタリストの編曲です。
バージョンは違いますが、素晴らしいアレンジです。
●江部賢一編
http://www.print-gakufu.com/score/detail/93473/
●佐藤弘和編
http://music-bells.com/?pid=32989081
■【リュクス Luxe】、クラシックギターから見たジャズの世界。
最新作の【リュクス Luxe】は【ジャズクラシック】をテーマにしているとのことです。
クラシック・フラメンコ・ブルース・ロック・ジャズなど多岐にわたる音楽で、ギターという楽器は使用されています。
このアルバムは【ジャズクラシック】がテーマとなっていますが、いわゆるジャズギターとは異なり、クラシックギタリストの視点から音楽を捉え、新たなレパートリーに挑戦している点が、良い点だと思います。
もう少し詳しく書くと、ソロのジャズギターで有名な人といえば、やはりジョー・パスでしょうか。
ジョー・パスの演奏を聞くと、良い意味で泥臭くてお酒でも飲みながら聞きたくなります。
リズムやアクセントの付け方など、クラシックとジャズでは表現方法が大きく違います。
だから、ジャズ畑とクラシック畑のギタリストで同じ曲を弾いても、別の曲に聞こえると思います。
そして、河野智美さんは【リュクス Luxe】でクラシックギターの本質を残しながら、ジャズを解釈しています。
歌舞伎や能の世界は、伝統を守りつつ新しい世界に挑戦していますが、これに近い感覚だと思います。
この辺のバランス感覚はとても大事で、少し配分を間違えるとイージー・リスニングな音楽になってしまいます。
【リュクス Luxe】で貫かれている硬質な部分は、クラシックギターの愛好家にも愛される部分であり、ずっと伝統を学んできた河野智美さんだからこそ作ることの出来たアルバムだと思います。
■ジュエリーとは全く関係のない世界で、一流だと思う人を紹介したいと考えています。
今回、クラシックギターというジュエリーとは全く関係のない世界をご紹介しました。
冒頭でも書いたように、それぞれの世界で挑戦している方からは良い刺激を受けます。
この記事を書くことがキッカケとなり、後日、河野智美さんとお会いすることになりました。
クラシックギターについて、より深くお話を伺いたいと考えています。
IZURUのサイトをご覧になっている方は芸術に造詣が深い方が多いので、私が文章を書くことによって、わずかですが良い影響があるかもしれません。
仕事の合間を縫って書いていくので、スローペースですが、この活動を続けていくことが出来れば良いなと考えています。
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以下の記事を参考にしてください。
http://windows.microsoft.com/ja-jp/internet-explorer/delete-manage-cookies#ie=ie-11
https://support.mozilla.org/ja/kb/delete-cookies-remove-info-websites-stored
https://support.google.com/chrome/answer/95647?hl=ja
IZURU 代表 石川祐吉