ブルーナイルでダイヤモンドを買った後にどうするか?
アメリカにブルーナイル(Blue Nile)という会社があります。
主にダイヤモンドのルース、婚約指輪や結婚指輪などを販売しています。
ダイヤモンドのルースを販売している有名な会社なので、代表例として社名を書きました。
勢いがあり、ジュエリー業界のAmazonのような存在になるかもしれません。
最近、「ダイヤモンドのルースをIZURUにお渡しして、婚約指輪を作っていただけますか?」というお問い合せが多いです。
このお客様は他社でダイヤモンドのルースをご購入なさいました。
信頼していただき嬉しいのですが、弊社は他社のダイヤモンドをお預かりしていません。
なぜでしょうか。
ダイヤモンドをお預かりするのはリスクが大きいからです。
利益が大きくてもお断りしています。
■ダイヤモンドが割れてしまう。
■ダイヤモンドを紛失してしまう。
このようなトラブルが起こる可能性があります。
同じように考えている会社は多いです。
例えば、ティファニーやカルティエを想像してください。
このように有名なブランドはダイヤモンドをお預かりすることはありません。
ダイヤモンドのルースを買っても、婚約指輪の製作を依頼できる会社が少ない。
上記のような理由で、手もとにダイヤモンドのルースがあっても婚約指輪の製作を依頼できる会社が見つからない。
このような状況になり、困っているお客様が意外と多いです。
ダイヤモンドのルースを預かって指輪を製作している会社もあります。
有名なブランドではないのですが、ジュエリーのリフォームの会社はダイヤモンドのルースを預かってくれることが多いです。
ただ、ジュエリーのリフォームの会社が作る指輪は、有名なブランドと少しテイストが違います。
高級なブランドの商品を製作している工場と価格が安いリフォームの工場では、職人のレベルが違います。
同じ日本人でも品質の違いが大きいので、念のため品質を確認した方が良いです。
ダイヤモンドのルースを販売した会社が、責任を持って婚約指輪を製作した方が良い。
なるべく大きいダイヤモンドの婚約指輪が欲しい。
女性ならばこのように考えて当然だと思います。
ただ、価格の安さを重視してご自身でダイヤモンドのルースを買っても、後で指輪にする際に困ってしまうケースが多いです。
本当はダイヤモンドのルースを販売した会社が、責任を持って婚約指輪を製作するのが一番良いです。
ダイヤモンドが割れてしまっても、ダイヤモンドを紛失してしまっても、責任を取ることが出来るからです。
価格の安さだけに囚われずに、指輪が完成するまでの段取りを考えてお店を選ぶことをお勧めします。
あとがき
最近、「IZURUにダイヤモンドを預けたい」というお問い合せが増えました。
弊社がお断りすると、「センスと品質が良い会社が見つからなくて困っている」「何件か問い合わせたが、自分の希望するデザインで製作するのは難しいと言われた」などお困りの方が多いようです。
ダイヤモンドのルースだけ持っていても使い道がないから困りますよね。
少しでも困る人が少なくなるように、この記事を書きました。
参考になれば幸いです。