鑑定書は正しくダイヤモンドの品質を評価しているか?
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ダイヤモンドの鑑定書の評価は正しいのか?
GIAや中央宝石研究所の鑑定書の評価はおおむね正しい。
例えば、GIAや中央宝石研究所の鑑定はおおむね正しいです。
例えば、「ColorがDと鑑定されたダイヤモンドを購入したけど、実際の品質はFだった」ということはありません。
ご安心ください。
だから、【0.30ct D VVS1 3Excellent】のダイヤモンドを購入して失敗することはほとんどありません。
でも、ダイヤモンドの鑑定結果に疑問を持つことはあります。
でも、少し鑑定が甘いなと感じることはあります。
人間が鑑定するので仕方がないかもしれません。
鑑定結果の違いは1ランクくらいでしょうか。
例えば、【0.30ct E VVS2 3Excellent】のダイヤモンドを見た場合。
ColorがDと感じる場合とFと感じる場合があったり。
透明度がVVS1と感じたり、VS1と感じることとがあります。
特にCutの鑑定結果はダイヤモンドによって違うと感じます。
例えば、フルエタニティリングを作るとき、20個のダイヤモンドが必要だったら30個以上のダイヤモンドを取り寄せることが多いです。
「鑑定結果はExcellentだけど、少し甘いな」と感じるダイヤモンドが混ざっているからです。
肉眼で見ても絶対に違いは分かりません。
一般の方でしたら、10倍に拡大しても分からないと思います。
このように鑑定書に記載されてない細かな違いがあります。
天然な物なので仕方がありません。
Cutの善し悪しがダイヤモンドの輝きを決めるのか?
ジュエリー業界では「ダイヤモンドの輝きはCutの善し悪しが関係している」と言われています。
これは半分は真実で半分は嘘です。
原石の品質の善し悪しがダイヤモンドの輝きを決める。
ダイヤモンドの原石は良い物と悪い物があります。
原石の品質が悪いとダイヤモンドは強く輝きません。
原石の品質も鑑定書には記載されていません。
この辺の事情は知らない人が多いです。
鑑定書はおおむね正しいけど、品質の全てが記載されているわけではない。
この記事のまとめです。
鑑定書はおおむね正しいけど、品質の全てが記載されているわけではない。
このことを忘れないでください。
参考になれば幸いです。