ジュエリーとアクセサリーの違いって、なんだろう?
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指輪にピアス、ネックレス、ブレスレット。最近はイヤーカフもお気に入り。
もともとアクセサリーが大好きで、気がつけば使いきれないほどの数を集めた。
私の中でのアクセサリーは、おしゃれをするためのアイテムのひとつという認識だったので、素材や質よりも、デザイン重視で選ぶことが多かった。
そんな中で出会った、キラキラ光るダイヤモンド。たっぷりのプラチナ。ほぉ……。私が今まで見てきたアクセサリーよりもハイランクのジュエリー。
独身でまだ結婚の予定もない私にとって、結婚指輪や婚約指輪を主戦力とするブランドが作り出す“ジュエリー”は、縁遠いものだった。はじめてそれを見たときの感動とときめきが忘れられない。繊細でありながら、存在感のある美しさ。これが本物か、と。
はて。ここで私の脳裏に、ある疑問が浮かびます。
「アクセサリー? ジュエリー? これはアクセサリー? そもそも違いはなんだ??」
なんとなく、値段の高いものを「ジュエリー」と呼ぶイメージがあったけど、本当にそうなんだろうか? 知ってるようで知らなかった、「ジュエリー」と「アクセサリー」の違いを知りたくなってしまった。
「ジュエリー」と「アクセサリー」って、何が違うの?
『ジュエリーコーディネーター検定3級』のテキストによると、アクセサリーというのは、指輪やピアスやネックレス、そしてベルトやヘアアクセサリーなども含めたものの総称。
「アクセサリー」というのが大きなくくりで、その中に「ジュエリー」というカテゴリーが存在します。つまり【アクセサリー=ジュエリー】である……ということになります。
では、ジュエリーというのが何をさしているかというと、宝石や貴金属(プラチナ、金銀)を用いてつくられたアクセサリーのこと。価格の安い合金や、人造の宝石などでつくられたものは、ジュエリーとは呼びません。
すご~~~く分かりやすく言うと、「ジュエリー」は希少価値の高い、限定された素材を使用しているので一生モノになりうる……ということ。いわゆる“良いアクセサリー”、“一生モノ”がほしい! と思ったら、「ジュエリー」から探すべき、ということになるわけです。
一度触れたら虜になる“ジュエリー”の魅力
5,000円~2万円のアクセサリーを買うことが多かった私。思い切ってジュエリーを購入したのは、今年の春のことです。
人差し指用、直径1.2ミリのダイヤモンドをたっぷり27個使ったエタニティリングです。
オーダーメイドでお願いして、ゴールドの色味をふんわりと柔らかいグリーンゴールドにしてもらいました。そのお値段188,000円。これぞ……ジュエリー。
それまでは、ダイヤモンドに興味がなかった私ですが、このエタニティリングを手にしてからは、これ以外の指輪をつけなくなってしまったほど、虜になっています。
大地の力を秘めたダイヤモンドがそうさせるのか、色味にこだわりぬいたゴールドがそうさせるのか。はたまた、今までとは違う価格帯にひれ伏しているのか……。いずれにせよ、毎日人差し指に着けているこの指輪がチラリと視界に入るたび、背筋がピッと伸びるのは紛れもない事実なのです。
「このジュエリーにふさわしい生き方をしよう」そんなふうに感じるのは、これがはじめて。
いつだってそばにある、背中を押してくれる自分だけのジュエリー。
“いつもの量産型のアクセサリー”とは、秘めるパワーが違うのかなと感じています。
(文・mamiko)