どんなデザインを選ぼう? 独身女性の『いい指輪』探し
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この指輪、結婚指輪だと思われるのでは?
結婚していてもおかしくない、そう言われる年齢に突入した頃から、指輪選びに悩むようになりました。「この指輪、可愛い。」……でも、結婚指輪だと思われそうだな。勝手にネガティブな想像をしているだけではあるものの、悲しいかなどうしても結婚の文字がチラつきます。そういった予定がないのにそれっぽい指輪をつけるのは、なんとなく気がすすまないのは私だけではないはず。
いつからか、結婚指輪だと思われない極細リング、恋人との指輪だと思われない個性的なデザイン、一目でファッションリングだとわかるゴツめのタイプ、そんな指輪ばかりを選ぶようになりました。幸いなことに、世の中には私の不安を吹き飛ばしてくれる素敵な指輪がそれはそれはもうたくさんあります。
そんな中、「けっこういい年になってきたし、いわゆる“いい指輪”がほしいな」と思いまして。ゼクシィのCMはうまいこと言ったもんだな、と思っていて、今の時代はたしかに結婚しなくても幸せになれるのです。
仕事やのめり込める趣味をはじめ、結婚よりも他のことに価値を感じていたり、何かに没頭する女性は「いい縁があれば結婚したいけど、今の生活のままでも構わない」と言います。これ、私もそうなんですが、強がりではなく、わりと本心で思っている独身女性は本当に多いと思うんです。
(誤解のないようにつけ足しておくと、本当の本気で結婚願望がないわけではない。“いつか”、“いい人がいたら”……心のどこかでは思ってると思う。……私もそう。)
沸々とわきあがる、『“いい指輪”ほしい願望』。まわりの友人も結婚し、素敵な指輪をつけているのを見るたび、「指輪ってすごい! 素敵! 」と言っている気がします。今のところ、結婚の予定はない。それらしき相手もいない。では、自分で自分に贈ってあげるしかない。これからを生きていくためのお守りのようにしてもいいし、自分へのご褒美でもいい。自分へ贈る指輪の意味づけは、なんでもいい。自由です。
“いい指輪”はほしいけど、『いつかの結婚』のために、結婚指輪のようなものは避けたい。誤解されるのも避けたい。それが独身である私の指輪探しの条件です。
そうね、やっぱりエタニティリング
色々な指輪を見て、はめてみて、「やっぱりこれかなぁ」と思ったのは、エタニティリングでした。やはり、とも思いましたね。
エタニティリングといえば、今や結婚指輪、もしくは婚約指輪だったり、両方を兼ねていたりと、ウエディングリングとしてイメージされることも多いデザインです。マリッジリングやエンゲージリングと同義として、結婚するときに贈る、贈られるものだと思っている人も多いですが、エタニティリングはどんな指輪にもなり得ます。「結婚もしてないのに、エタニティリング? 」なんてことはないのです。
ということで、ファッションリング的な要素が強い、カジュアルめな指輪にしようと思いましたが、“いい指輪”……一生着けられるもの、と考えたときに、やはりエタニティリングが最適だなと思いまして。エタニティリングをはめたときのときめきも、間違いないものでした。キラッキラのダイヤモンドの威力は、すごかった。
私の『“いい指輪”探し』は、エタニティリングとの出会いで落ち着いたのでした。
今回のエタニティリングは、人差し指に。左手の薬指は、来たる“その日”のためにあけておくことにして。
ー Today’s ring ー
エタニティリング No1 SPECIAL ゴールド(幅2.1mm / K18)
プラチナにするか、ゴールドにするか。
幅はどのくらいにするか。
このあたりは、言ってしまえば好み。
長く使うなら多少は幅がある方がいいとされていますが、
個人的には若干細めが好み。
幅に物足りなさを感じるようになったら、
重ねることだってできる。
『今の私』がときめく者を選ぶのも大事だと思うの。
(文・mamiko)