結婚式 BGM 下山亮平 花と木漏れ日 Ordinary Lifeより。
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結婚式 BGM 下山亮平 Ordinary Lifeの中から花と木漏れ日をご紹介いたします。
私の手元に【Ordinary Life】というアルバムがあります。
下山亮平というギタリストの作品です。
http://r-shimoyama.guitarfreak.net/index2.htm
下山さんと出会ったのは、2008年10月のようです。
なぜ、7年前のことが分かるかというと、【Ordinary Life】のジャケットに日付と共にサインが書かれているからです。
先日、書いたカガリビさんも同じですが、7年という月日は経ってしまうとあっという間です。
今回は【Ordinary Life】の中から【花と木漏れ日】という曲をご紹介いたします。
【花と木漏れ日】というタイトルが、結婚式のBGMに合っているような気がして選びました。
メロディーやコード進行も良い意味で素朴で、この曲を聞いていると昔の思い出が走馬燈のように蘇ります。
アコースティックギターを弾く人が、ご友人の結婚式の余興で演奏するのにピッタリの曲だと思います。
今回も下山さんのご厚意により、音源をアップしています。
とても良い曲なので、ぜひお聞きください。
ギターは良い音色を出すのが難しい、でも、下山亮平の音色は美しい。
突き詰めると、ギターという楽器は左手で弦を押さえて、右手で弦を弾く、というシンプルな楽器です。
そのシンプルさ故に弾く人によって音色が違うのが特徴です。
ギタリストは大きく「手が良く動く人」と「音色が美しい人」に分かれます。
下山さんは音色が美しいギタリストです。
それも特別に美しい。
彼の音色はパイプオルガンのように低音が豊かに響き、高音はシルクのように滑らかです。
アコースティックギターの深いところから音色を引き出すようなピッキングをするのが、下山さんの特徴です。
クラシックギターの奏者やジャズギターの奏者とも違うスタイルです。
きっと、耳を頼りに試行錯誤した結果が今のスタイルに繋がっているのだと思います。
最近、アコースティックギターの上手い人はタッピングを多用している人が増えています。
しかし、タッピングがメインの演奏だと、どうしてもギターの良い所は出ないような気がします。
やはり、アコースティックギターやクラシックギターの良さを引き出すのは、フィンガーピッキングだと思います。
フィンガーピッキングで美しい音を奏でる下山さんのスタイルは、王道で見習うべき点が多いです。
使用している楽器は【Water Road】というブランドのギターです。
http://www.waterroad-guitar.com/
【Water Road】は増田明夫さんという優秀な職人・ルシアーが製作している楽器で、アコースティックギターに詳しい方ならば、ご存じかもしれません。
有名なギタリストだと、渡辺香津美さんや岸部眞明さんが使用しています。
とても精巧な作りで、プロフェッショナルかハイアマチュアのギタリストが使用しています。
私も何度か弾いたことがありますが、歌の伴奏よりソロギターに向いている楽器です。
低音が重厚で深い音がします。
「君にこの楽器が使いこなせるのか?」と問われているような気がする楽器です。
下山亮平さんと岸部眞明さんは【Water Road】の良い所を存分に引き出しています。
材料の選別も素晴らしく、見ていてウットリする仕事ぶりです。
まとめ
下山さんのことも以前から知っているので、IZURUのサイトでご紹介することが出来て嬉しいです。
ご友人の結婚式で弾き語りをする方は多いと思います。
歌よりもギターを弾く方が得意という方は、下山さんの曲を演奏することをお薦めいたします。
シンプルな曲ならば、頑張ればなんとか弾くことが出来ると思います。
CDや楽譜は下山さんのサイトで販売しています。
ご興味のある方は、ぜひチャレンジしてください。