私の好きな人 すきまのじかんL’heure vide 北村あゆみさん 山梨県 ガレット 専門店

山梨県 ガレット クレープ すきまのじかん

Photo by 奥山和洋

私の好きな人。ガレットとクレープを愛する女性。【北村あゆみ】さん。

私の好きな人、第二弾です。甲府市の百貨店、岡島の裏にある【すきまのじかん】というお店を営んでいる北村あゆみさんについて書きました。今回は友人の稜さんというライターに記事を依頼しました。素敵な文章なので、よかったらご覧ください。

山梨県甲府市ガレット専門店「ガレットcafe すきまのじかん L’heure vide(ルールヴィッド)」

不思議な店名の由来は店内にある時計、木工作家すがのたかねさんの作品でタイトル『すきまのじかん』この作品は同名の絵本(原本タイトルL’heure vide)からインスピレーションを受けて作られました。そして、お店はその時計と絵本をイメージして作られているそうです。

店内に入るとまずその温かい雰囲気に心が和みます。そしてカウンターに並べられた色とりどりの椅子。どこに座ろうか迷ってしまうこともしばしば。

いつも明るい笑顔で丁寧にガレットの説明をしてくださる店主、北村あゆみさんは1985年山梨県南アルプス市に生まれ、巨摩高等学校を卒業されました。幼い頃からクレープが大好きで、夢はクレープ屋さんでしたが、クレープというとアルバイトのようなイメージがあり職業としてはどうなのかと悩んだ末に、高校を卒業後洋菓子の道へ。リゾートカフェ「清里マチス」で働き腕を磨きます。(2014年「清里マチス」を「アルチザン パレドオール」にリニューアル)

21歳になり清里マチスの運営会社が東京に進出したことを機に上京した際、同僚にフランスのクレープ屋さんのことを聞き、ガレットを知りました。ガレットとはフランス・ブルターニュ地方の郷土料理で、そば粉の生地を薄く広げ、中にチーズやタマゴ、ベーコンなどを入れ焼き上げます。私たち日本人にとっては蕎麦として馴染み深いそば粉ですが、なぜフランスでそば粉?と疑問に思う方も多いことでしょう。しかしその歴史は古く、シルクロードを通ってブルターニュ地方に伝わりました。ブルターニュ地方は麦を作るのに不向きな土地だったためそば粉が盛んに栽培されました。その独自の文化でそば粉はガレットになったのです。

北村さんは都内のガレット専門店を食べ歩くうちに、これならクレープにも携われて尚且つ仕事にできる!これこそ自分がやりたかったことだという思いが募りフランスへ修業に行くことを決意しました。勿論周囲は猛反対、ですが北村さんのフランス修業への思いは揺るぎませんでした。語学を勉強しながらコツコツと貯金をし、決意から1年後22歳の時に、貯金がなくなったら日本へ戻ることを覚悟して単身フランスへ。

ホームステイ先だけは決定していたものの、肝心の働かせてもらえるガレット屋はなんの当てもないまま。

住まいや生活にお金だけがかかっていく中、このままでは技術も知識も何一つ身につけることができないまま帰ることになってしまうと焦った北村さんは、とにかく手当たり次第にガレット専門店へ履歴書を持ち込み雇ってほしいと直談判しました。
北村さんの持っていた運か、その何かを得たいという根性ゆえか、スタッフが丁度退職したばかりで空きがでたお店に採用が決まりました。

フランスでの生活は大変なこともありましたが北村さんはガレットにどんどん夢中になっていきました。

一年後、帰国しガレット専門店「ル ブルターニュ」に就職。数年後、新宿神楽坂店のシェフとなります。
20代後半になり、今後の人生を改めて考え始めます。日本ではガレットは認知度がまだ低く、山梨でもガレットを扱っているお店は数店舗しかありません。故郷山梨へ帰りたいという思いもありました。そこで、地元で自分の大好きな料理を紹介したい、おいしいと自信を持っていえるガレットを作り、食べた人を笑顔にしたい。そんな気持ちから、山梨県でお店を開くことを決意します。

山梨に帰り、出店場所を探す中で岡島の裏、レンガ造り風の通りに今まで働いていた神楽坂やフランスと通じるものを感じ、オリオンイースト通り沿いのテナントへ出店を決めたそうです。

どこかのお店を好きになるというのは食事がおいしいというのは大前提にありますが、一番大事なのは店主さんの人柄だと思います。それもお店を作り出す一つの味です。北村さんはよく笑い、丁寧で、すっきりと芯の通った方です。いつもニコニコと迎え入れてくれるので初めてでもすぐに警戒心を解かれてしまう不思議な魅力があります。

ガレットcafeすきまのじかんさんでは旬の野菜を使って各種様々なガレットがあります。訪れてみると必ず「これが食べたい!あれもいいなぁ…」と思わせてくれるガレットに出会えるでしょう。

ガレットが手元に運ばれたときの香ばしさや野菜のいい匂い、ナイフを入れたときのサクッというどこか小気味の良い音と口に入れたときの味わいは思わず「美味しい!」と笑顔になること間違いなしです。ボリュームもありますので食べた後は美味しさと、満腹感で幸せな気持ちになることと思います。

ブルターニュ地方のもう一つの名産リンゴの発泡酒、シードルはガレットとの相性抜群!
ワインやビールなどのアルコールも充実しています。また、お酒にあう一品料理やクレープやケーキもあるので様々なシチュエーションで利用できるのも魅力の一つ。

店主北村さんの人柄や店内のやさしい雰囲気。北村さんこだわりのフランスで培ったガレット。それだけでも行く価値はとてもあるかと思います。

店名の由来は説明しましたが、心に空いたすきまや時間のすきま、それぞれを埋めてくれるような素敵なお店です。

営業時間は11:30~22:30.不定休ですので下記ホームページでお休みをご覧になってから足を運んでください。

http://r.goope.jp/sukimanojikan

written by【稜】

Photo by 奥山和洋

店舗情報

店名 すきまのじかんL’heure vide
住所 山梨県 甲府市丸の内1-14-14 オリオン共同ビル106
最寄り駅 甲府駅
道順 甲府駅より徒歩約10分
電話番号 055-236-2414
営業時間 11:30 ~ 22:30
ランチタイム 11:30 ~ 15:00
ラストオーダー 22:00
定休日 不定休

【私の好きな人】 すきまのじかんL’heure vide あとがき

今回で【私の好きな人】は2回目の投稿です。

IZURUの仕事と関係のない【私の好きな人】を書くことについて不思議に感じる方も多いかもしれません。
何かしら新しいことを始めると、「新しいマーケティングかな?」と思われることがよくあります。
でも、マーケティングではありません。

世の中には一般的に認知されていなくても素敵な人が数多くいます。
そんな人を見つけると、私達は興味しんしんになり、色々な話を聞きたくなります。
それぞれの道で頑張っている人には、素敵なドラマがあります。

商売を抜きにして、そういった頑張っている人と繋がり、暖かいコミュニティを作りたいと私達は考えています。

今回はライターの稜さんの紹介により、【すきまのじかんL’heure vide】の店主の北村さんと知り合うことが出来ました。
山梨県に遊びにお越しになる際は、立ち寄るお店の候補の一つとしてお考えください。
よろしくお願いいたします。

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以下の記事を参考にしてください。

http://windows.microsoft.com/ja-jp/internet-explorer/delete-manage-cookies#ie=ie-11

https://support.mozilla.org/ja/kb/delete-cookies-remove-info-websites-stored

https://support.google.com/chrome/answer/95647?hl=ja

IZURU 石川祐吉





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