きっとあなたもほしくなる。 指輪をオーダーメイドしたお話

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指輪のオーダーメイド

生まれてはじめて、指輪をオーダーメイドしてみた

2019年、雨降る季節。
キラキラと落ちる雨粒を見ながら、私の心も踊っていた。

生まれてはじめて、指輪のオーダーメイドをしたのである。

結婚の予定もない中、人生ではじめて! “特別な指輪”のオーダー。

もちろん、依頼はIZURU。

実のところを言うと、「絶対に指輪をつくるぞ! 」という強い意志があったわけではない。しかし、年齢だけで考えればいい年になってきたし、いわゆる『イイモノ』ってやつがひとつほしいな……なんて思っていたのも本当。

そんな中で、IZURUの本店(山梨県甲府)に訪れる機会があり、本物の職人が作った指輪を目の当たりにした。漠然とした「イイモノほしいかも」という思いが一瞬にして燃え上がり、ダイヤモンドとの対面ではっきりと形になった。「ほしい! 」と。

中でもひと際惹かれたのは、ダイヤモンドの婚約指輪。

婚約指輪 Halo 0.30ct

婚約指輪 Halo 0.30ct

ヘイロー【Halo】が意味するのは、栄光を象徴する光輪や天使の輪。
32個の小さいダイヤモンドを隙間なく留めた婚約指輪です。

この婚約指輪を見る

「大きすぎるダイヤモンドの魅力はわからないな。少し小さいくらいが好き。」本音を言うと、こう思ってた。

……はずなのに。

ドドーンと存在感たっぷりの、0.30ctのダイヤモンド。

『美しい』なんて言葉じゃ足りないほど美しく、どこまでも続くような煌めきを秘めている。これにときめかない女性はいるのだろうか。

ダイヤモンドには興味がない、装飾品の価値はよくわからない、“特別”は必要ない、そんな人でも、心惹かれるに違いない。

なぜダイヤモンドが特別なのか、その理由に触れた気がした。

悩む、指輪のデザイン

私が今回オーダーしたかったのは、日常使いできる指輪。なるべくシンプルで、でも一生使える上等なもの。というのが条件。

もともとは石なしのデザインが第一候補だったけれど、ダイヤモンドに魅了されてしまった私は、「ダイヤ……必須だな! 」と決意。きっと、いや、間違いなく想定していた予算を上回る。でも、いい。ダイヤモンドをつけないと、きっと後悔する。こういうときの直観は、大切にするべきだと知っている。

ダイヤモンドありの指輪でやはり思い浮かぶのは、結婚指輪(婚約指輪を兼ねて…という場合もあり)としても選ばれることが多くなったエタニティリング。エタニティリングの意味付けは、どんなものでもいい。

他の石ありデザインの指輪も色々と見てじっっっくりと考えたけど、店舗にあったものを試着してずっと心に残ったエタニティリングをオーダーすることに。

きっと私、はじめからエタニティリングがほしかったのかも。なんて。

IZURUのオーダーメイド
IZURUでは、商品のラインナップにあるシリーズの他、その原型を元に作るセミオーダー、原型から新に作るフルオーダーメイドとあります。どちらになるかは希望のデザインによりますが、原型から作ると当然高くなります。
デザインや予算に合わせて細かく相談することもできるので、気になる人は問い合わせだけでもしてみる価値ありです、ほんと!

華奢なタイプが好みなので、Saintをオーダーすることに。ラインナップにあるのは、1.8mm、2.4mm、2.9mm。じっくり考えるため、サンプルリングを貸してもらうことに。

エタニティリング Saint 合計0.20ct

エタニティリング Saint 合計0.20ct

他の結婚指輪と重ねて使いたい。
そんなご希望に最適な19個のダイヤモンドを使った華奢なエタニティリングです。

このエタニティリングを見る

長く使うことを考えると、幅広め……..。でも華奢がいい……。幅が広いと、私の私服にはエレガントすぎるかもしれぬ…う~~~む。

……と、悩むこと数日。

「もしかしたら、1.8mmより細くして、幅がほしいときは重ね付けすればいいのでは? 」

最近は、1.5~1.6mmといった細めのエタニティリングが人気らしい……という情報をキャッチしたこともあり、1.5~1.6mmくらいの幅でオーダーを。

原型から作ることになるとのこと。特別感があって、よりいっそうときめく! (ただ、原型からつくるオーダーメイドになったので、ここでもお値段がぎゅいんと上昇。しかし、ときめきにはかえられない!)

プラチナ or ゴールド?
プラチナorゴールド?

はてさて。ここでまたしても、頭を悩ませる選択肢。

プラチナにするか、ゴールドにするか。

これ、結論としては「お好みで」ということになってしまうんですが、印象を大きく左右します。

手持ちのリングはどちらかというとシルバー多め。
最近の好みを考えるとプラチナか……
いやいや、でも肌に馴染むゴールドか……

どちらも捨てがたい。

悩みに悩んだ末、ゴールドにすることに。

「プラチナは、またいつか機会もあるだろう(結婚など)」ってことです。

ちなみに、ゴールドはK18よりも肌に馴染む方がよかったので、K18(8:2)にしてもらうことに。少しだけ黄みを抑えたゴールドになります。IZURUではゴールドの場合(6:4)でつくるそうですが、このあたりの調節もとっても親身に相談にのってもらえます。ゴールドの色は、ひとつじゃないのだ。これもまた、指輪をオーダーする醍醐味のひとつでもあり。

その後、ダイヤの数などの確認もしてもらいつつ、最も美しく見える配置に。まさに今、製作をすすめてもらっている段階です。

今のわたしには、ワクワクとウキウキしかありません。

どんな指輪にしよう? からはじまる物語

特別な指輪を作る機会って、きっと人生でそう多くない。

なんとなく、「指輪は結婚するときに買うもの」というイメージがあるけど、ときめき最優先でオーダーしてみたら新しい扉が開いた。

何かに決意を立てるみたいに。これからも自分を生きていくためのお守りにするみたいに。じっくりと、丁寧に、そして楽しみながら決めた「オーダーメイドの指輪」には、特別な力が宿る。永遠の愛を誓う“結婚”とは、違った力が宿っている。

世界でたったひとつの私の指輪、完成したら自慢させてください。

(文・mamiko)

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