気楽に生きる インド人は運の善し悪しで考える。

2022年5月19日

皆様いかがお過ごしでしょうか。

相変わらず、弊社は慌ただしい毎日を過ごしています。

値上がりを懸念なさっているのか、「今のうちに指輪を買おう」とお考えのお客様が多いです。

ただ、弊社の規模は小さく、ジュエリー業界全体で見れば大したことはありません。

忙しいと筆が重くなっていけません。
今日もサクサクと文章を書きます。

気楽に生きる インド人は運の善し悪しで考える。

機嫌のいいダイヤ商人のインド人
最近、よくブログに書きますが、今、私達は歴史の大きな転換点に立っています。

趣味で20年くらい経済の勉強をしていますが、長く続いた金融市場へのしわ寄せが限界に近づいているのだと思います。

と、小難しいことを書きましたが、毎日を楽しく過ごすことが一番大事です。

仕事柄、インド人と話す機会が多いです。

彼らは日本人と違う考え方を持っています。

物事が上手くいかないとき、インド人は「運が悪かった」と考えます。

このようなとき、日本人は「努力が足りない」と考えがちです。

インド人は「努力したって、駄目なときは駄目だよ」と話します。

成功したときは、運が良かった。
失敗したときは、運が悪かった。

もしくは。

成功したときは、私が頑張ったから。
失敗したときは、運が悪かった。

こんな風に考えます。
すごく気楽に考えているので、見てるこちらの方が力が抜けてしまいます。

2000年頃からインドへ行っていますが、インドで生きることは大変です。

お金持ちの家に生まれれば良いですが、貧しい家の子どもは本当にタフだなと尊敬しています。

そのような環境で「結果は自己責任」と考えれば、心が持ちません。

生きる知恵として、運の善し悪しで世界を捉えるのだと思います。

補足 高等教育を受けたインド人は少し違います。

インド人はカーストによって色々なグループに分かれます。

東大のような優秀な大学に進学する人やアメリカの大学に留学する人もいます。
いわゆるグローバルに活躍するインド人です。

そういう人と話すと、「リスクを取り、もっと努力するんだ」と言います。

努力して成功する。
不可能を可能にする。

理由は分かりませんが、どこの国でも高等教育を受けるとビジネス書に書いてあるような考え方になるのかもしれません。

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