2016.08.31

婚約指輪リフォーム東京山梨県南アルプス市のお客様からのご注文です。

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※上記はリフォームする前の写真です。

山梨県南アルプス市のお客様から婚約指輪のリフォームのご注文を承りました。

以前、婚約指輪と結婚指輪を製作した新郎新婦のお母様から、婚約指輪のリフォームを承りました。
0.62カラットのダイヤモンドを使った婚約指輪です。

同じようにリフォームの希望しているお客様が多いかもしれないので、高い解像度の写真を掲載いたします。
写真を撮る前に婚約指輪の掃除をしました。
30年経っても、ダイヤモンドの美しさは変わりません。

昔の婚約指輪は、最近の婚約指輪に比べてダイヤモンドを留める爪が大きいです。
きっと、同じデザインの婚約指輪を持っている方は多いと思います。

通常、IZURUが婚約指輪のリフォームのご注文を受けない理由は、ダイヤモンドを外す際にダイヤモンドが割れる可能性があるからです。

まず、ダイヤモンドが割れる可能性があることを、お客様にご了承いただきます。

ダイヤモンドにダメージがないように、慎重にダイヤモンドを外します。

また、今回の婚約指輪のように1個のダイヤモンドの婚約指輪をリフォームするのは簡単ですが、多くのダイヤモンドが使われている婚約指輪は、リフォームをする際に使えないので注意が必要です。

今回、上記の婚約指輪の原型を使ってリフォームをします。

婚約指輪のリフォームに興味がある方も多いので、リフォームが終わったらブログでご報告いたします。

大学時代の友人に続き、今回、お客様のお母様から婚約指輪のリフォームを承りました。

ジュエリーのリフォームをする会社としない会社があります。
例えば、ティファニーやカルティエはリフォームのご注文を承らないと思います。

リスクと人手不足の観点から、弊社もリフォームはお断りしてきました。
今後も新規のリフォームのご注文は、月に1件くらいしか承らないと思います。

ただ、経済的な理由や資源に対する考えの変化からか、ジュエリーのリフォームに対する需要は大きくなっていると感じます。
ジュエリーの素材は腐る物ではないので、素材が良ければリフォームをするととても美しくなります。

リフォームの需要がある一方で、近年、経済的な理由で腕の良い職人が仕事を辞めていく傾向もあります。

戦後からバブルの崩壊まで、ジュエリーはとても多くの量が販売されました。
だから、リフォームすれば美しくなるジュエリーは、世の中に多くあります。

リフォームに対する潜在的な需要は大きいので、腕の良い職人が仕事を続けることが出来るように、ジュエリー業界全体で色々な角度から仕事の量を増やしていかなくてはいけないと考えています。

今回、世間の皆様がリフォームに興味を持ってもらえるように、なるべく丁寧に仕事をするつもりです。